おわりに

現在では、日本でアフリカの人々を見かける機会は決して少なくありません。今年(2013年)には「アフリカ大陸初の関取誕生」というニュースが報じられたように、日本の各界で活躍する人々も多くいます。日本人もまた、商売や外交、観光、留学などさまざまな理由でアフリカ各地を訪れています。しかし一方で、アフリカ人に対する差別的な待遇が報じられたり、アフリカで日本に対する誤ったイメージが広まっていたりといった問題も生じています。
これまで紹介してきたように、日本とアフリカとの間には長い関係があります。TICAD Vが主要テーマの一つとして「包摂的で強靱な社会」を掲げたように、日本もまた、アフリカの人々や文化をも包摂できるような柔軟で強靭な社会を築いていくことが、今後の関係を発展させる鍵となるのかもしれません。