• 利用案内
  • サービス概要
  • 東京本館
  • 関西館
  • 国際子ども図書館
  • アクセス
  • 複写サービス
  • 登録利用者制度
  • オンラインサービス
  • オンラインサービス一覧
  • 国会関連情報
  • 蔵書検索
  • 電子図書館
  • 調べ方案内
  • 電子展示会

トップ > 刊行物 > びぶろす > 平成12年3月号(電子化8号)

びぶろす-Biblos

平成12年3月号(電子化8号)

  • NATIONAL DIET LIBRARY
  • 発行/国立国会図書館総務部


はじめに

『びぶろす』は、昭和25年4月に創刊し、以後行政・司法各部門の支部図書館と専門図書館の連絡情報誌として今日に至っております。より広い範囲への提供を考え、平成10年8月号で冊子体を停止し、10月から国立国会図書館ホームページで公開しています。刊行形態は異なりましたが、今後も当館、支部図書館および専門図書館の折々の状況を掲載して行きます。

本誌に掲載された記事を全文または長文にわたり抜粋して掲載される場合は、サイトポリシーをご覧いただき、事前にご連絡ください。

目次

  1. 行政・司法各支部図書館連絡責任者による意見交換会開催される
  2. 平成12年度の支部図書館職員研修について
  3. 林野庁図書館の思い出
  4. 日誌(平成12年1月〜2月)

このページの先頭へ

行政・司法各支部図書館連絡責任者による意見交換会開催される

平成12年2月18日、国立国会図書館新館3階研修室において、行政・司法各支部図書館の連絡責任者が一堂に会して、各支部図書館の運営の現状、課題等に関する様々なテーマについて意見交換を行なった。連絡責任者は、各支部図書館において、中央館または他の支部図書館との日常業務の連絡窓口となっている実務担当者で、分館を含む46名のうち37名の出席があり、活発な意見交換が行なわれた。

支部図書館の運営に関する会議には、各支部図書館の館長によって構成される中央館・支部図書館協議会及び幹事会の他、一部の支部図書館に置かれている兼任司書(*)による兼任司書会議等があるが、全館の実務担当者が一堂に会して意見を交換する場はこれまでに無く、より多くの実務担当者が他館の状況を認識し、率直に意見を交換することで、自館の運営に役立て、またより緊密な支部図書館相互の連携の一助にすることを目的として、開催されたものである。

今回は、

  1. 支部図書館職員の業務遂行に資するために中央館が実施している各種研修の今後のあり方
  2. 省庁再編に伴う移転や書庫の狭隘等の事情による各館所蔵資料の整理・廃棄の予定
  3. 支部図書館における一般の利用者への対応の現状
  4. 中央館と支部図書館を相互に結ぶ電子的ネットワークの今後の運営

の以上4点をテーマとして行われた。

(*)兼任司書:中央館と支部図書館との連携協力を密にするために、支部図書館職員のうちで国立国会図書館司書に兼ねて任命されている者

文責:支部図書館課 伊藤克尚

目次へもどる

このページの先頭へ

平成12年度の支部図書館職員研修について

支部図書館の第一の使命は、言うまでもなくその支部図書館が属している行政省庁、裁判所の職員に対して、資料を整備し、閲覧・貸出し・レファレンス等の図書館サービスを提供することでその業務の遂行を助けることにあります。しかし、支部図書館職員の多くは最初から支部図書館へ入るわけではなく、異動して図書館に来て、また異動して行きます。それぞれの図書館の事情によりますが、2、3年で人が入れ替わる場合もあります。図書館という、ノウハウの蓄積が必要な職場にあっては、ある程度の技術や知識の維持が求められます。支部図書館が円滑に運営されるためには、図書館員としての意識と、それに加えて業務に必要な技能を身につけることが重要になってきます。当館が中央館として各支部図書館に対してできる重要な支援の一つが、まさにここに有ると言えるでしょう。

当館は行政省庁、裁判所の職員に対して直接的なサービスも提供していますが、各種の研修を通じて支部図書館職員をバックアップするという間接的なサービスも重要と考えています。こういった観点から、支部図書館制度の発足(昭和23年8月25日)から間もない、昭和23年10月25日から同年11月 20日まで「第1回支部図書館職員実務研究会」を行っています。当時の担当者の熱意が伝わってくるような気がします。

以来今日まで各支部図書館職員に対して、毎年「司書業務研修」等の実務研修や折々の問題での講演会、各種専門図書館の見学を実施しています。

平成11年度支部図書館職員司書業務研修

(平成11年度支部図書館職員司書業務研修)

平成12年度の支部図書館職員研修は、次のように予定しています。
専門図書館協議会全国研究集会、全国図書館大会の日程も参考にしてください。

平成12年4月から平成13年3月
研修
5月 12日(金) 支部図書館新規配属職員説明会
6月 9日(金) 特別研修(講演)「図書館における著作権」(仮題)
中央館データベースのオンライン検索講習会(各種データベース)
7月   中央館データベースのオンライン検索講習会(各種データベース)
補修製本研修(研修日未定)
12日(水)〜14日(金) 専門図書館協議会全国研究集会(名古屋市)
25日(火) 各地区図書館等調査研究(宮城県・山形県)事前打ち合わせ
8月 29日(火) 司書業務研修(第1日)
9月   司書業務研修
10月 3日(火)
10日(火)〜13日(金)
25日(水)〜27日(金
司書業務研修(第11日 修了)
各地区図書館等調査研究(宮城県・山形県)
全国図書館大会(沖縄市)
11月   特別研修(講演)(未定)
2月   中央館データベースのオンライン検索講習会(未定)
3月   特別研修(見学)(未定)

(文責:支部図書館課 森山りや子)

目次へもどる

このページの先頭へ

林野庁図書館の思い出

国立国会図書館支部林野庁図書館
山村比左江

1.支部林野庁図書館について

林野庁図書館は、昭和33年文京区小石川に「林野庁資料室」として発足しました。移転を重ね、現在の場所、農林水産省本館7階で「林野図書資料館」、同時に「国立国会図書館支部林野庁図書館」として活動しています。林野庁は農林水産省の外局で、国土の7割を占める森林を、民有林行政と国有林野事業の二つの柱によって守り育てる仕事を行っています。このため当館も森林・林業、木材産業関連の図書・資料等の専門図書館として、国及び都道府県、関連学会の研究論文・試験報告書をはじめとして、「炭やき師入門」「きのこ料理」「木造住宅の寿命をのばす」のように、気楽に読んでいただける図書までを所蔵しています。環境問題がクローズアップされ、エコマテリアルとしての木材などについて調べる一般の利用者が増え、来館目的もより専門的で多岐にわたるようになりました。

木材というと「年輪」を思われる方もおいででしょう。何十年、何百年の時が育てる木材ですから、歴史的にも古い文献が残されており、山林の所有制度、利用の実態などを編纂した「日本林制史資料」、旧行政裁判所の国有林野境界調査資料、宮内庁保管の旧御料地に関する資料を収録した「林政史資料」、公有林野整理統一の沿革、木材統制の推移過程を集録した「林業発達史資料」、明治16年出版「山林沿革史」、明治31年出版「吉野林業全書」などを貴重な図書として収蔵しています。

2.林野庁図書館の電子化とインターネットホームページの開設

「林野庁資料室」設置以来の大改革である「図書資料管理・提供システム」の導入のことについて書いてみたいと思います。

私が図書館に配属になった平成8年度には、国立国会図書館と支部図書館をネットワーク化する計画がスタートしていました。当館は、これに応じ平成9年度にデータの入力のための「図書資料管理・システム整備費」を予算化しました。平成8年度末に、図書館のシステム化が現在どうして必要かを庁内に理解してもらうため、はじめて「図書館運営委員会」を開催し、当時の支部図書館課長と課長補佐に「図書館の役割及び図書館の現状」について講演をしていただきました。

翌平成9年度は「図書資料管理システム」の必須要件を決め、入札による業者の選定を行うための「入札説明書」「入札予定価格」などの準備は、大仕事になりました。ようやく業者も決まり、5カ月後に機器の設置が済むと、今度はデータの入力です。毎日作業台の上には、200冊以上の図書がホコリと一緒に山積になり、実質4人で「ラベルの貼り替え」「バーコードの貼付」「タイトル等の入力」「データの確認」を行いました。平成9年度の残り7カ月足らずで開架図書(約15,000冊)だけでもと必死でした。検索の効率化と利用者のレファレンスに迅速に対応するために、当館で利用率の高い「研究論文」「試験報告書」などの「目次」までを入力しました。係長はじめ若手がよくあの時期を乗り越えてくれたと今更ながら感謝の気持ちで一杯です。

平成11年度支部図書館職員司書業務研修

平成10年度は、「図書資料管理・提供システム整備」としてシステムを拡充しました。農林水産省LANに載せるため、省内に二つある図書館の「図書等」の所在確認ができる『同時検索』を提案し、平成11年7月に『同時検索』が稼動、そして平成12年3月「林野庁図書館」の単独検索を開始することができました。

電子化の第1期のシステム整備は機器的には済みましたが、データの完全入力は残ってしまいました。これからの館員の取り組みに期待するしかありません。利用者の方々の「これはスゴイ」の言葉に嬉しさをジワーと感じています。

次にインターネットホームページについて書きます。平成10年に林野庁のホームページを農林水産省のホームページに開設することが決り、急遽「林野庁図書館報」をホームページ化することになりました。「HTMLタグ辞典」と「簡単に作れるホーム・ページ」の2冊を購入してスタートしました。これは、最初に担当した者の力が大きかったと思います。コンセプトは、『視覚を飽きさせないこと』『「森林・林業、木材産業」に興味を持っていただくこと』としました。お陰様で好評をいただいております。これからも一層の努力でますます充実したものにして行ってもらいたいと考えています。

3.思い出

図書館業務での一番の思い出は、3年連続で参加した「各地区図書館等調査研究」です。各支部図書館の人達と一緒に3泊4日の出張で、いろいろな条件のもとで誠意努力をされている図書館で勉強することができました。現場の貴重なお話は、私の図書館業務の大切なソースでした。もう一度お訪ねしたい図書館もできました。

今思い返すと、行政のしかも林業というスパンの長い仕事の中の一般業務で公務員生活の大部分を勤めてきました。最後の4年間で経験した図書館業務は、むしろサービス業的な要素が多く、最初はとまどいましたが、その中で、一つ一つ自分のアイディアを活かし、仕事に変化を付けられるというおもしろさを経験できました。とても学際的で上質な沢山の経験が出来た気がしています。

林野庁図書館カウンターで
林野庁図書館カウンターで

林野庁に勤めはじめた36年前のことです。緊急に資料を探しにある支部図書館に飛び込んだことがあります。どこをどう探せばよいか分からず、キョトンとして受付の前に立っていた私に、「何かお探しですか」と声を掛けてくださり、レファレンスに対応してくださったベテランの閲覧係の女性のことをよく思い出します。

もちろんその方の人となりもあるでしょうが、本当に親切に対応してくれました。図書館の全般に習熟していなくては、なかなかこちらから声を掛けることができないということが、自分で経験してみてわかりました。

行政機関では2〜3年で職場を替わらなくてはなりません。専門図書館の職員として利用者のレファレンスに対応するためには、専門分野全般のことを広く把握し、さらに図書館業務を習得する必要があると思います。1館に1人の司書とは言いませんが、長期間図書館業務に携わる職員が必要なのではないでしょうか?もちろん行政上の職歴で不利にならないことは当然の条件ですが!

     

私もあの女性のように「誰かのお役に立てたかナ」と思いつつ…。これからは立場は変わりますが、利用者として多くの図書館に足を運びたいと思っております。

支部図書館制度という世界に例のない制度の下で、国立国会図書館中央館及び各支部図書館の発展と、職員の皆様の活躍をお祈りいたしております。

最後になりましたが、掲載の場を提供してくださいました支部図書館課の関係者の皆様にお礼を申し上げます。

(林野庁図書館利用案内はこちら

目次へもどる

このページの先頭へ

日誌(平成12年1月〜2月)
平成12年
2月8日 中央館データベースのオンライン検索講習会(6)(国会会議録)6名受講
2月10日 「平成11年度図書館情報学公開講座 図書館経営概論」
2月17日 「平成11年度図書館情報学公開講座 予算編成」
2月18日 支部図書館連絡責任者による意見交換会
  • 研修について
  • 各館における廃棄予定資料の取扱いについて
  • 支部図書館の一般への公開について
  • 支部図書館ネットワークの運用について
「平成11年度図書館情報学公開講座 人材育成」
2月22日 中央館データベースのオンライン検索講習会(7)(国会会議録)5名受講
2月23日 平成11年度第3回中央館・支部図書館ネットワーク検討会
  • 標準化指針について
  • その他
2月24日 「平成11年度図書館情報学公開講座 法的諸問題」
2月25日 「平成11年度図書館情報学公開講座 アウトソーシング」
2月28日 平成11年度第4回中央館・支部図書館協議会幹事会
  • 平成13年度国会図書館支部庁費予算概算要求について
  • 国立国会図書館中央館・支部図書館電子化共通実施計画に基づく標準化指針の策定について
  • 平成12年度中央館・支部図書館協議会幹事の選出等について
  • 平成12年度事業計画案等について

目次へもどる

このページの先頭へ