びぶろす-Biblos
平成10年10月号
- NATIONAL DIET LIBRARY
- 発行/国立国会図書館総務部
- ISSN 1344-8412
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はじめに
『びぶろす』は、昭和25年4月に創刊し、以後行政・司法各部門の支部図書館と専門図書館の連絡情報誌として今日に至っております。より広い範囲への提供を考え、平成10年8月号で冊子体を停止し、10月から国立国会図書館ホームページで公開しています。刊行形態は異なりましたが、今後も当館、支部図書館および専門図書館の折々の状況を掲載して行きます。
*本誌に掲載された記事を全文または長文にわたり抜粋して掲載される場合は、サイトポリシーをご覧いただき、事前にご連絡ください。
目次
記念行事開催のお知らせ 国立国会図書館支部図書館制度50周年記念シンポジウム
国立国会図書館の支部図書館制度は昭和23年に発足したもので、行政・司法部門に対して、資料の相互貸借、資料交換およびレファレンス、共同利用データベース作成等の図書館サービスを行っています。 この支部図書館制度発足50年を記念し、国立国会図書館ではシンポジウムを開催いたします。
テーマ 政府情報の流通と管理
- 内容:講演と質疑応答
- 講師:F.J.Buckley(米国印刷局政府刊行物管理局長)
- 「米国の政府情報の提供:法制度及び電子的情報提供の現状」
- 講師:百晥顱(ひでる)(行政情報システム研究所理事長)
- 「行政における電子情報流通の現状と課題」
- 講師:名和小太郎(関西大学教授)
- 「行政情報の電子化とネットワーク化—その公開と商用化」
- 日時:11月27日(金)13:00-16:30(12:30開場)
- 会場:国立国会図書館 新館講堂
- 申込方法:往復葉書またはFAXで、氏名・所属・住所・電話番号を明記の上、下記までお送りください。
- 申込締切:11月13日(金)
- お問合せ・お申込先:国立国会図書館 図書館協力部 支部図書館課
- (〒100-8924 東京都千代田区永田町1-10-1 TEL:03-3581-2331 内線5021、FAX:03-3597-9104)
- (当館への地図はこちらをご覧ください。)
- 定員:100名(先着順)といたします。
- 入場:無料
- 当館支部図書館職員の方は、支部図書館課運営係を通じてお申込ください。
平成10年度図書館情報学公開講座」<ご案内>
国立国会図書館 図書館研究所
テーマ:『図書館をめぐる動向と国立国会図書館』
- 日時:平成10年11月13日(金)から12月11日(金)までの下記日程。
- 場所:国立国会図書館 研修室(新館3階)
- 聴講希望の方は、次の要領でお申し込みください。(参加無料)
- 支部図書館職員
当館支部図書館課運営係を通じてお申し込みください。 - 上記以外の方
往復葉書(各人1枚使用)に聴講希望の講座番号(複数可)、申込本人の氏名・所属機関、連絡先住所・電話番号を記入の上、当館図書館研究所研修係まで郵送してください。
※10月16日(金)必着
- 支部図書館職員
なお、各回とも定員は50名です。申込者多数の場合はご希望に添えないことがありますので、あらかじめご了承ください。
| 番号 | 開催日時 | 講師 | 演題 |
|---|---|---|---|
| 1 | 11/13(金) 15:00-17:00 |
塩見昇 (大阪教育大学教育学部教授) |
日本の図書館政策と国立国会図書館(仮題) |
| 2 | 11/26(木) 14:00-16:00 |
ダニエル・クロード・エマニュエル・ジャニコ (ユネスコ本部事務局長官房担当事務局長補) |
フランスにおける図書館行政の動向(仮題) |
| 3 | 12/3(木) 14:00-16:00 |
杉本重雄 (図書館情報大学図書館情報学部助教授) |
電子図書館の研究開発の動向(仮題) |
| 4 | 12/4(金) 14:00-16:00 |
三浦逸雄 (東京大学大学院教育学研究科教授) |
米国の大学図書館における組織改革の動向(仮題) |
| 5 | 12/11(金) 14:00-16:00 |
松岡要 (日本図書館協会企画調査部長) |
図書館員の能力向上と研修・研究(仮題) |
- お問い合わせ:国立国会図書館 図書館研究所 研修係
- 電話 03−3581−2331(代表)内線 5018
- 住所:〒100-8924 東京都千代田区永田町1−10−1
国立公文書館内閣文庫所蔵資料展
当館では内閣文庫所蔵の古書・古文書や公文書課所蔵の貴重公文書を 春・秋2回公開展示しております。この秋には、「江戸時代の健康法」と題して特に貴重な資料の公開・展示を いたしますので、多数のご観覧をお待ちいたしております。
平成10年10月21日(水)から27日(火)土・日曜日も開催
午前10時〜午後4時(入場は無料)
国立公文書館1F展示ホール

TEL:03-3214-0621(代表)
FAX:03-3212-8806
住所:〒102−0091東京都千代田区北の丸公園3-2
地下鉄東西線「竹橋駅」下車(徒歩5分)
江戸時代の健康法
昔から、”健康で長生き”が人生最大の夢であったことに変わりはありません。例えば江戸時代の人々にとっても、それは同じであったことで現代と比べ医学的知識が不十分だったうえに、医薬の恩恵に預かれる機会も限られていた当時の人々は、それだけになおのこと、”夢”の実現に少しでも近づこうと日々健康に気をつけていたことが当時の資料からうかがえます。
今回は、内閣文庫所蔵資料の中から江戸時代の健康法を具体的に示す資料を選び出し、関連の医書や養生書、本草書等とあわせて展示することにしました。
当時の人々が自分及び家族、友人の健康をいかに真剣に願っていたか。その具体例を振り返ることによって、一つ一つの命の大切さを改めて感じる機会となれば幸いです。
主な展示物
- 旗本天野長重の健康法
- 『思忠志集』
- 『養生大意抄』他
- 『官府御無沙汰略記』に見る病と治療
- 『憲教類典』
- 『普救類方』他
- 養生書のいろいろ
- 『養生訓』
- 『延壽類要』他
- 病気の名前
- 『漢洋病名付対照録』
- 『梅花無尽蔵』他
特別展示 平成8年度指定国の重要文化財
『庶物類纂』と『庶物類纂図翼』

閲覧の休止について
来る11月2日(月)から明年1月4日(月)の間、館内改修工事のため、閲覧を休止いたします。
ご迷惑をおかけいたしますがよろしくお願いいたします。

『本と図書館を読む』
本の紹介
印刷本が消えて電子図書館が繁栄するという嘘?
当部発行の月刊雑誌『びぶろす』に<私的図書館論>のタイトルで1997年4月から12月にかけて連載されたものを、加筆、章立てを変更などしてまとめたもの。
<印刷本が消えて電子図書館が繁栄するという嘘?>という不気味なサブタイトルをもつが、筆者はこの分野のエキスパートでありながら、<?>が示すように、近未来の図書館像を見る目は冷めている。また、筆者は名うての文芸通で知られる人である。作家でもある。だから単なる記述に終わらない。おもしろいのである。
電子図書館に関する議論に飽きた読者にも、これは効く筈である。 活字の大きさ、レイアウトからしてしゃれている。図書館関係者のみなら ず、近未来におけるわれわれの<知の装置>、<読書の場>に興味を抱く人には 是非読んで いただきたい一本である。
(評者:嶋田邦彦 国立国会図書館)

『びぶろす』連載を改編
『本と図書館を読む』
印刷本が消えて電子図書館が繁栄するという嘘?
千賀正之 著
(株)マルチメディア研究所・発行
(社)日本図書館協会・発売
1998年8月3日 A5 151p. 1200円(税別)
ISBN4-8204-9816-9
C-3000
