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トップ > 刊行物 > びぶろす > 71号(平成28年1月)

びぶろす-Biblos

71号(平成28年1月)

びぶろす

  • 発行:国立国会図書館総務部
    (National Diet Library)
  • ISSN:1344-8412
7. 【支部図書館紹介】
「まんが」で森林・林業を知ろう ~情報誌と支部図書館との連携~

林野庁林政部林政課渉外広報班 板垣 靖

(まんがで森林・林業を解説)

日本は国土の約7割が森林です。森林は、国土の保全、水源のかん養、地球温暖化防止、木材の供給等の多面的な機能の発揮によって、私たちの暮らしを守っています。

また、戦後に植林された人工林が本格的な利用期を迎える中、木材を利用することで、間伐や皆伐、再造林を進め森林を健全に育てていくことが求められています。

林野庁は、こうした森林・林業・木材産業の現状や施策、森林に関わる人々の活躍ぶり等について、国民の皆様に広く知って頂くため、情報誌「林野」を毎月発行しています。

誌面づくりでは、親しみやすいものとなるよう、平成27年4月から、目にとまりやすいデザインを心がけ、山菜やきのこ等を利用した森の料理の紹介を取り入れるなどの見直しを行いました。

その一環として、同年5月号から、「まんがで森林・林業を知ろう」をテーマに、森林内の作業現場や動植物などを小学生から大人にまでわかりやすくイラストで紹介する「お山ん画(おやまんが)」の掲載を始め、好評をいただいています。

(読者の声)

「お山ん画」を見た多くの読者からは、①文字よりわかりやすく、林業に興味がわいた、②専門的なこともよく理解できた、③毎月楽しみで、子どもと一緒に見ている、④森林・林業の奥深さに感心した、などの声をお寄せいただきました。

「お山ん画」の効果もあってか、読者から毎月いただくご意見がそれまでの数十件から約200件と大幅に増えました。少しずつ林業への関心が高まっていることを感じます。


お山ん画「今話題のコンテナ苗」(「林野」6月号)

(図書館との連携)

林野庁の情報発信は、情報誌「林野」やパンフレット等の紙媒体、ホームページやメールマガジン等の電子媒体を通じて行い、読者が着実に増えていますが、さらに多くの方に森林・林業について知っていただきたいと考えています。

このため、広報担当者が自ら外に出て働きかけるPRが必要ではないかと考え、昨年10月からの2ヶ月間、来館者が多い林野庁図書館と連携し情報誌「林野」の出張展示を行いました。

林野庁図書館は、農林水産省の本館1階に本省図書館と併設され、共同で運営しているため、農業や水産業に関心のある利用者も取り込む効果が期待されます。

(展示の方法と工夫)

来館者の目に止まるよう、展示コーナーの柱を一本の大木に見立て、枝、葉を付け、野鳥が飛んでいる様子にしました。


展示スペース作成の様子

「お山ん画」の内容にあわせて、動物、きのこ、植物のイラストを配置したり、季節感を演出展示するために、葉を緑から紅葉に変更するなどの工夫をこらしました。また、これまでの「お山ん画」を小冊子にして配布し、持ち帰った利用者の職場や家庭で話題になることを期待しました。

さらに、図書館では、「お山ん画」の内容に関連した様々なジャンルの専門書を展示し、出張展示を通じて森林・林業に興味を持ち、さらに専門書などの本も手にとっていただくことを狙いとしました。


大木に見立てた柱を飾りつけた演出1

(展示の効果)

出張展示を行うことによって、森林・林業について興味をもって理解していただくことはもちろんですが、展示に関する専門書を借りる方も見受けられるなど、図書館利用の広報にもつながりました。

併せて、新着図書コーナーをはじめ、広く農林水産業に関する図書も見ていくという波及効果が現れていました。

(今後に生かす反省点)

来館者から、図書館に来て初めてこの企画を知った、展示情報を見て興味を惹かれる時もあれば気づかないまま終わってしまうこともある、などの意見があり、図書館からの情報が広く伝わっていないのが現状です。

このため、展示についてのPRを工夫するとともに、職員及び一般の方を対象に、展示の方法や今後行ってほしい企画についてアンケートを実施するなど、新たな情報発信等の取り組みの検討が必要と考えています。

どなたにも興味を持っていただき、本を手にとっていただけるような企画展示にして参りたいと思います。

(いたがき やすし)

(展示に使った鳥類)

(左上から、キビタキ、コサメビタキ、左下からコマドリ、オオルリ)
  1. 展示についての農林水産省・林野庁図書館の取組については、『びぶろす』63号(平成26年1月)記事を参照のこと(編集部注)

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