びぶろす-Biblos
56号(2012年5月)
11. 【シリーズ:国立国会図書館のオンラインサービス】
新しい検索サービス「国立国会図書館サーチ」の使い方
国立国会図書館電子情報部システム基盤課
原 聡子
1 国立国会図書館サーチとは
国立国会図書館サーチは、国立国会図書館や他の機関が保有する冊子体・デジタル化された画像・音声等のさまざまな形態の情報を統合的に検索できる、国立国会図書館の新しい検索サービスです。国立国会図書館の所蔵資料やデジタル資料を始めとした各種の情報へのアクセスポイントとしてご活用いただけます。
2 検索対象
平成24年3月現在、210のデータベースが検索対象となっています。以下にその一部をご紹介します。全ての連携先については、「検索対象データベース一覧」をご参照ください。
- 図書・雑誌・新聞・デジタル資料のデータベース
NDL-OPAC / 国立国会図書館デジタルアーカイブ / 総合目録ネットワークシステム / 児童書総合目録 / 全国新聞総合目録 / JPO近刊情報センター / 新書マップ 等 - 記事・論文のデータベース
NDL雑誌記事索引 / CiNii / JAIRO / J-STAGE 等 - 立法情報のデータベース
日本法令索引 / 国会会議録検索システム / 衆議院HP / 参議院HP 等
3 基本的な使い方
(1)検索画面 ― 検索モードや言語を選択して検索する。

図 国立国会図書館サーチトップページ(http://iss.ndl.go.jp/)
タブで「簡易検索」、「詳細検索」等の検索モードを切り替え可能
簡易検索、詳細検索、障害者向け資料検索を選択して利用できます。英語・中国語・韓国語の各言語版画面や検索キーワードの翻訳機能もご用意しています。
(2)検索結果一覧画面 ― 検索結果の絞り込みや再検索により目的の情報にたどり着く。
検索結果一覧画面の左側には、資料種別、データベース、所蔵館、出版年、分類等による検索結果の絞り込み機能を備えています。画面の右側には、検索語の関連キーワード、著者名キーワード等が表示され、再検索をおこなうのに便利です。
また、関連する資料はまとめて表示しています。複数の機関で所蔵している同一の資料は、検索結果が1件にまとめて表示されます。形態の異なる同一著作(文庫とハードカバーなど)は、隣接した位置にまとめて表示されます。
(3)書誌詳細画面 ― 所蔵機関やデジタル資料へアクセスする。
各資料の書誌詳細画面右側の「見る・借りる」には、NDL-OPACや公共図書館OPACへのリンクがあり、その資料を所蔵している図書館をご案内します。インターネット上で公開されている情報や資料の場合は、その情報や資料へのリンクを設けています。
(4)具体的な検索の例
例えば、簡易検索で「すべての連携先を検索する」という。チェックボックスにチェックを入れ、検索窓に「知的財産」と入力し検索すると、知的財産に関する本や論文に加え、日本法令索引に掲載されている法令情報、国会会議録検索システムに掲載されている会議録、衆議院HP及び参議院HPに掲載されている議案や質問主意書等が検索結果一覧画面に表示されます。会議録については、全文を検索対象にしています。
検索結果一覧画面では、資料種別やデータベースによって情報を絞り込むことができます。先ほどの検索結果を資料種別「立法情報」で絞り込めば、検索結果を法令情報や会議録、議案、質問主意書等に限定することができます。目当ての情報を見つけたら、検索結果一覧画面または書誌詳細画面にあるデータベース名のリンクから、その情報の提供元であるデータベースにアクセスできます。インターネットで閲覧可能な情報は、国立国会図書館サーチから法令の本文等の情報そのものへのアクセスが可能になっています。
4 より便利にお使いいただくために
- CiNii Books、オンライン書店等、他のデータベースでの再検索リンクを設けています。
- 国立国会図書館統合認証により、国立国会図書館サーチでログインをすれば、NDL-OPACでは再度ログインすることなく申込みができます(シングルサインオン)。
- 指定した条件に当てはまる資料の新着情報をお知らせする「検索結果RSS」や国立国会図書館の新着資料をお知らせする「新着書誌情報RSS」等、各種のRSSを提供しています。RSSの一覧は、「国立国会図書館サーチが提供するRSS」をご覧ください。
(本稿は、筆者が電子情報サービス課在職中に執筆したものである。)

