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トップ > 刊行物 > びぶろす > 56号(2012年5月)

びぶろす-Biblos

56号(2012年5月)

びぶろす

  • 発行:国立国会図書館総務部
    (National Diet Library)
  • ISSN:1344-8412
9. 【特集 地方議会図書室】
議会図書室と県内図書館との連携

岐阜県図書館企画課
綛井 淳子

 岐阜県議会図書室は、昭和23年に県議会内に附置、昭和53年から専任司書1名が配置された。現在、地方自治関係を中心とした図書約21,000冊、議会関係資料をはじめとする行政刊行物約12,000冊を所蔵し、主に県議会議員へのサービスを行っている。また、一般利用者の資料閲覧や県議会に関するレファレンスにも対応している。
 当図書室の規模は、都道府県議会図書室の中でも決して大きいとはいえない。資料もスタッフも限られた中、利用者が求める情報を迅速に、的確に提供するために、図書館間の「相互協力」を積極的に活用している。
 当図書室の近隣には、県の中核図書館である岐阜県図書館があり、県職員の調べ物を支援する行政担当司書を配置している。専門図書館も2館あり、それぞれが教育、産業関係の特色ある蔵書を構築している。当図書室で受け付けたレファレンスの内容によっては、自館での調査と並行して、その分野に強い図書館に協力レファレンスを依頼でき、1館で調査する以上の充実した情報提供を可能にしている。
 レファレンスサービスにおいては、効率よく調査を行うためのツールの作成も欠かせない。県図書館が進める県関係資料の目次電子化事業において、当図書室も協力して『岐阜県議会史』の目次を電子化したことで、ウェブ上での目次検索が可能となり、この資料の利便性は格段に向上した。
 専門図書館の特色ある資料群をより有効に活用するため、県図書館を含めた上述の4館で「図書館連携会議」を設け、担当者の意見交換を行い、相互協力の方策を検討している。
 その試みの一つが、パスファインダー「4館コラボしらべかた案内」の共同作成である。

4館コラボしらべかた案内
4館コラボしらべかた案内

 これは、当図書室を例にとると「官報」、「法令」といった、専門図書館と県図書館とが共通に活用できるテーマについて、共同作成する資料探索案内で、紙面には作成館の紹介も盛り込まれている。これらは利用者向けの資料案内として活用できるのはもちろん、作成作業過程が司書にとって最新の調査ツールを確認する研鑽の機会にもなっている。
 このような図書館間の連携は、小規模図書室にとって非常に心強く、当図書室のサービス上なくてはならないものとなっている。司書の調査スキルと連携を活かし、今後も利用者と資料の橋渡しに努めたい。

(本稿は、筆者が岐阜県議会図書室在職中に執筆したものである。)

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