びぶろす-Biblos
58号(2012年11月)
8. 【感謝状贈呈】これまでの支部図書館勤務について~支部気象庁図書館での10年~
支部気象庁図書館
川上 美奈子
平成14年4月に支部気象庁図書館へ異動してきた時は、10年も図書館で勤務することになるとは想像もしていませんでしたが、国立国会図書館長より支部図書館職員としての長期勤続に対し感謝状を頂きました。
過ぎてしまえばあっと言う間とはいえ、振り返ると私事ですがこの10年の間に人生の節目である結婚、出産をしました。そういったことを考えるとやはり長い年月だなと感じます。
異動してきた当初、図書館の知識は何もなかったのですが、この10年の間に中央館でさまざまな研修を受講させていただいたり、特別研修で講師をさせていただいたりしました。また、中央館・支部図書館で普段見られないような場所の見学もし、貴重な体験をさせていただきました。
10年前当館には図書館員も20名程いて、私は印刷係におりました。実際私が印刷するようなことは無かったのですが、この係名は昔気象庁刊行物を庁舎の地下で印刷・製本していたころのなごりのようです。その後は係を異動し、主に職員の調査・研究支援として、図書館に所蔵されている雑誌の文献データーベースの作成・公開を行い、さらに数年前からは所蔵されている雑誌で利用頻度が高く、老朽化した雑誌を電子化した電子図書館、所蔵されているがなかなか見る機会のない過去の貴重な写真を電子写真館として庁内のイントラネット上に公開し、地方官署の方々にも利用していただいています。これらを行うにはITの知識が必要で、勉強をしたり教えていただいたりしてなんとか現在も行っています。
今は図書館員の人数も削減され8名になり、10年前の半分以下に減ったのですが、図書館員の広報活動や、利用者へのサービスは10年前より随分良くなっていると感じています。
例えば、図書館HPのリニューアル、閲覧室を使いやすいようにするための備品の更新・什器の配置換え、特設コーナーの設置、お天気キャスター木原実さんに図書館の良さや所蔵図書の紹介をしてもらうなど、図書館に来たことがない職員を呼び込むための広報活動、図書館広報誌の発行、閲覧室で使用する小物類の作成(手作りのしおり・利用案内の日本語・英語版リーフレット、本を傷めないよう付箋の替わりに閲覧室に置かれている細長い紙など)、展示コーナー、昼休みの開館、電子写真館、電子図書館などです。
そして来年度からは図書館システムを新しくし、書誌情報と文献情報の横断検索、霞が関WAN1からの検索、中央館と支部図書館で構築している分散型総合目録データベースシステムに参加する予定です。
これからも当館は増々利用者の拡大、サービス向上に努めていくことと思います。
以上、10年間の図書館勤務のほんの一部を紹介しましたが、図書館でやってこられたのは、中央館・支部図書館の支援、図書館職員の支えがあったからこそだと思っています。ありがとうございました。
編集部追記:次号で支部気象庁図書館を見学しての感想記事を掲載する予定です。併せてお楽しみください。
- 平成25年1月から政府共通ネットワークに移行。

