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トップ > 刊行物 > びぶろす > 58号(2012年11月)

びぶろす-Biblos

58号(2012年11月)

びぶろす

  • 発行:国立国会図書館総務部
    (National Diet Library)
  • ISSN:1344-8412
4. 【特集 関西館10周年】【シリーズ 国立国会図書館のオンラインサービス】
レファレンス協同データベース事業の10年

国立国会図書館関西館図書館協力課レファレンス協同データベース事業事務局

1. レファレンス協同データベース事業とは

 レファレンス協同データベース事業は、国立国会図書館(以下「当館」といいます)が、全国の公共図書館・大学図書館・専門図書館等と協同で、調査回答事例などレファレンスサービスに関するデータを1つのデータベースに蓄積し、インターネットを通じて提供するものです。図書館員のレファレンス業務や、一般利用者の調査研究活動を支援することを目的としており、事業やデータベース全体を、略して「レファ協」と呼んでいます。

レファ協ホームページ トップ画面

 葉っぱがモチーフとして使われているこの画像は、レファ協ホームページのトップ画面です。レファ協は、個々のデータを葉っぱに例え、参加館(事業に参加している図書館のこと)の皆様と力を合わせて「レファレンスサービスという木」を豊かに育てることを目標にしています。

れはっち

 また、葉っぱをモチーフにしたキャラクター「れはっち」が、様々なイベントやTwitterなどで活発にレファ協の広報を行っています。

2. データの概要

 レファ協には(1)レファレンス事例(参加館で行われたレファレンスサービスの記録)、(2)調べ方マニュアル(特定のテーマやトピックに関する調べ方の案内)、(3)特別コレクション(個人文庫や貴重書など参加館が所蔵しているコレクションに関する情報)、(4)参加館プロファイル(利用案内や連絡先など参加館に関する情報)の4種類のデータが蓄積されています。このうち、(1)~(3)の個々のデータについては、データを作成した図書館が、「自館のみ参照」「参加館公開」「一般公開」という3つの公開レベルを設定することができます。
 いくつかデータをご紹介しましょう1

(1)レファレンス事例
二十世紀ナシ、または日本ナシの皮と種の成分を知りたい。(国立国会図書館支部農林水産省図書館農林水産技術会議事務局筑波事務所分館)
勝海舟の身長は何cmか。(東京都江戸東京博物館 図書室)

(2)調べ方マニュアル
アメリカの学習指導要領の探し方(国立教育政策研究所教育研究情報センター教育図書館)

(3)特別コレクション
『資料日本ウーマン・リブ史』原資料(大阪府立男女共同参画・青少年センター(ドーンセンター)情報ライブラリー)

 平成24年9月末現在、レファ協には約9万件のデータが登録され、約6万件が一般公開されています。一般公開されているものの9割以上はレファレンス事例データとなっています。

3. レファ協の10年

 レファ協は、レファレンス業務の支援とレファレンスサービスの成果の幅広い共有をおもなコンセプトとし、関西館が開館した平成14年に実験事業としてスタートしました(平成17年度から本格事業化)。まさに関西館とともに歩んできた事業です。実験事業開始当初の参加館は148館でしたが、平成24年9月末現在567館の図書館等(うち専門図書館は約50館、当館の支部図書館は10館)が参加し、データベースへのデータ登録を行っています。館種を超えて、全国規模でレファレンス記録を共有し、さらにそれを社会に還元しようというレファ協の試みは、国内初の意欲的なものでした。それがこの10年間で少しずつ大きくなり、様々な館種の間で協力体制が育まれてきました。
 成長に伴い、レファ協のシステムも徐々に充実してきています。レファ協のシステムには、「検索機能」、「登録機能」、「参加館支援機能」の3つの基本機能があります。いずれの機能も、参加館や利用者の皆様の声を参考にしながら、改善を図っています。参加館支援機能は参加館同士のコミュニケーションを促進するための機能ですが、事業開始当初の掲示版に加え、データにコメントを付与できる機能等を追加し、コミュニティ機能を強化しています。基本機能の改善に加え、各種データの新規公開・更新情報等のRSSでの配信とレファレンス事例データの検索用APIの提供を開始し、システムをよりオープンなものにする取組みも行っています。また研修や授業等で活用していただけるよう、参加館向けのシステムとほぼ同じ機能を体験できる研修環境2も公開しています。

4. レファ協へのお誘い

 本誌をお読みの方の多くは専門図書館や当館の支部図書館に勤務されていると思います。職員数が限られている中、効率的にレファレンス記録を管理したい、レファレンスサービスのノウハウをうまく引き継ぎたい、といった悩みをお持ちのところも少なくないかもしれません。そうした図書館こそ、ぜひ本事業に参加し、レファ協を御活用ください。レファ協を活用することで、たとえば次のような効果が期待できます。

  • レファレンス担当職員のスキルアップ
  • レファレンスサービスのボトムアップ
  • 業務の効率化
  • 選書への活用
  • 自館の存在や成果のPR

 本号には、レファ協を御活用いただいている図書館の一つである、紙の博物館図書室様からの御寄稿がございます。また、レファ協ホームページにも多数、活用例や体験談を掲載しております。併せてご覧ください。
 国立国会図書館が運営している事業というと、少し敷居が高く感じるという声をよくいただきます。レファ協にそうした身構えは不要です。これは皆様のための事業です。ぜひレファ協の輪に加わりませんか?
 ご関心のある方はレファ協ホームページの「事業に参加するには」をご覧ください。

  1. レファ協HPトップ(http://crd.ndl.go.jp/) > データベース検索 で検索画面にアクセスできます。キーワード検索の他、NDCや地名等によるカテゴリ検索が可能です。
  2. レファ協HPトップ(http://crd.ndl.go.jp/) > 事業のページ > システムを使うには > 研修環境。

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