びぶろす-Biblos
電子化54号(2011年11月)
8.平成23年度行政・司法各部門支部図書館職員への感謝状贈呈
平成23年10月12日(水)支部図書館職員1名に対して、長尾真国立国会図書館長より感謝状が贈られました。感謝状は昭和57年国立国会図書館内規第5号により、支部図書館職員のうち10年以上支部図書館に勤務し、支部図書館の向上発展に寄与した人に贈られています。
贈呈式後、総務部長、総務部支部図書館・協力課長ほか中央館職員と懇談しました。
感謝状を贈られた人
支部気象庁図書館 駒崎 由紀夫

長尾館長(前列左)、駒崎氏(前列中央)
今回、感謝状を贈呈された支部気象庁図書館の駒崎由紀夫氏から、『びぶろす』に以下の原稿をお寄せいただきました。
支部図書館に勤務して
駒崎 由紀夫
大学で物理を学んだこともあり、気象庁に就職した。当初は図書館に勤務することなど予想もしていなかったが、このたび、国立国会図書館長より支部図書館職員としての永年(10年以上)の勤務に対し感謝状をいただいた。
図書館の業務など全く知らなかった私が、10年にもわたり図書館業務を続けてこられたのは、職場の人たちの温かい支援のおかげと感謝しているが、支部図書館制度の下、中央館、各支部図書館の支援が受けられたのも大きかったと感じている。
中央館の支援で役立ったものとしては、研修がある。基本的な知識が習得できるのは、もちろんだが、見学もあり、普段見ることのできない書庫や国会分館、幾つかの支部図書館などを見ることができ、とても興味深かった。特に印象に残ったのは、中央館の新館地下書庫の「光庭」である。光庭は自然の光を地下までとり入れるだけではなく、書庫の中の温度、湿度の変化を小さくする効果があり、更に書庫内で働く人々の心理的負担を軽減するとともに、停電時の備えにもなっているそうだ。気象庁図書館の薄暗いだけの地下書庫からすれば羨ましい限りである。
各支部図書館間では、メーリングリストを利用した情報・意見交換などが行える。これを使えば、困ったことや疑問に思ったことなどがあった場合に、他の支部図書館に相談ができる。
また、国立国会図書館中央館・支部図書館分散型総合目録データベースシステムを用いれば、各支部図書館の蔵書を一度にまとめて検索できる。このような便利なシステムも支部図書館制度あってのことである。
支部図書館制度という世界にも例を見ない制度の下で、図書館に勤務できたことは、貴重な体験だと感じている。
この10年の間に、中央館、各支部図書館の皆様には、ご指導、ご助言を賜りましたことを、この紙面をお借りしてお礼を申し上げます。
(支部気象庁図書館)

(長尾真館長から感謝状を贈呈される駒崎氏)

