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びぶろす-Biblos

平成20年秋号(電子化42号)

  • 発行:国立国会図書館総務部
    (National Diet Library)
  • ISSN:1344-8412


6. 海上保安庁を退職するにあたって図書館業務への思いを込めて

霜鳥 道代

 まずはじめに、国立国会図書館支部図書館制度60周年の年に寄稿させていただきます事を喜びに思っております。
 国立国会図書館支部図書館制度により、各支部図書館との情報交換及び人事交流ができ、相互の図書館業務等を円滑に進めさせていただいておりますことに、感謝いたします。
 国立国会図書館総務部支部図書館・協力課サービス係の皆様のお陰をもちまして、各支部図書館への研修及び各種見学会等の案内により、参加、図書業務のみならず、各種の見聞を広めることができました。
 また、運営係の皆様のお力添えによりまして、図書、蔵書及び贈呈図書等の配布により、図書等の登録、職員への周知をすることにより、当館イントラネットでの職員利用者数が増えてきました。
 今後とも、国立国会図書館中央館のご指導の下、各省庁間による連帯により、ますますの発展がなされますよう、願っております。
 私が海上保安庁図書館での図書業務をさせていただきまして、7年になります。
 この7年間を通し私が図書業務について感じましたことは、図書館とは、図書の貸出し、記録、また、必要な資料を収集し、整理し、保存すると言うこと。そしてもう一つは、著作物を、参考資料及び調査研究等に資することを目的として、広く職員に利用してもらう施設であるということです。図書館を利用するということは、文化、教養を自己に得て、その知的財産を元に日常の業務遂行にあたることができると思いました。
 当館においても、一人でも多くの職員に図書館を利用していただき、いかに「魅力ある図書館」になりえるのか図書館長ともども試行錯誤の毎日でした。それにはまず職員が利用しやすい図書館であること。職員が利用しやすい図書館とは、それは、図書等の分類分けがきちんとなされていること。でも、当館ではそれがなされていない。それでは専門業者への依頼をするのか。限られた予算配分の中での当館ではそれは無理、できないのです。それならば、図書館長、図書館員が動くしかない。図書等の廃棄、廃棄後のスペースへの登録済図書等の配列、一冊でも多くの図書等の登録をし、また、レファレンス業務へとつなげて行く。
 レファレンス業務と著作者保護について、著作権、いわゆる権利というのは、その人物の持ちえる知的権利、知的能力で、著作者保護について理解をし、より多くの著作物を、公正、円滑に利用者に見聞してもらうため、レファレンス業務に力をそそぐことも図書館サイドの役割ではないかと思いました。
 今、当館図書館では、図書館長、図書館員の一致団結により、図書館内の改革を着々と進めているところです。「魅力ある図書館」を目指して。

海上保安制度創設60周年記念
(クリックすると大きくなります。)

 「愛します。守ります。日本の海」をキャッチフレーズに、海上保安庁も今年設立60周年を迎えることとなりました。
 海上保安庁の顔となっているマスコットの「うみまる」「うーみん」キャラクターを海上保安庁音楽隊のメロディーにのせて、今日も日本中の海の安全を守るため海上保安官は走りまわっています。
 私は、今現在も大好きな海上保安庁で、再任用として勤めさせていただいております。おわりに、共に60周年を迎えた国立国会図書館支部図書館制度と、海上保安庁がますます発展していきますことを祈念しまして筆を置かせて頂きます。

(支部海上保安庁図書館)

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