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平成24年度資料保存研修

平成24年度資料保存研修の終了

展示コーナー:資料サンプル1

国内の各種図書館等の職員を対象に、平成24年10月18日(木)および19日(金)に資料保存研修を開催しました。参加者は18日21名、19日21名の計42名でした。
先ず、「図書館における利用のための資料保存」についての講義を行い、「治す前に防ぐ」という予防保存の重要性や当館の取り組みについて説明しました。その後、簡易補修、無線綴じ本の直し方、外れた表紙のつなぎ方、簡易帙の作り方について実習を行いました。
研修後に実施したアンケートでは、「手に入りやすい材料で補修ができることがわかり、大変参考になった」と、受講者のほぼ全員から「満足」及び「業務に役立つ」という回答を得ました。また、「研修回数を増やしてほしい」との声も寄せられました。
いただいたご意見を参考に、今後も本研修の一層の充実を図りたいと考えています。

資料保存研修の最新テキストは研修・保存フォーラムのページをご覧ください。

実習風景(全体)展示コーナー:参考資料展示コーナー:資料サンプル2

平成24年度資料保存研修のご案内

国立国会図書館では、国内の各種図書館職員等を対象に、資料保存に関する基礎的な知識と技術の習得を目的として、下記のとおり資料保存研修を実施します。

日時 平成24年10月18日(木)、10月19日(金) 9時30分~16時30分
(両日とも同じ内容です。)
会場 国立国会図書館東京本館 新館3階研修室
(東京都千代田区永田町1-10-1)
内容 講義と実習
講義:「図書館資料の保存」
図書館における「利用のための資料保存」の基本的な考え方について、講義を行います。
実習:「あなたにもできる図書館資料の簡易な補修」
(1)簡易補修、(2)無線綴じ本の修理、(3)外れた表紙と本体をつなぐ修理、(4)簡易帙の作製
一般的な図書館資料の軽微な破損に対する簡易な補修手当ての実習を行います。

*資料保存研修の最新テキストは研修・保存フォーラムのページをご覧ください。
*今年度から研修の回次を付記しておりませんが、内容は昨年度までの「資料保存研修」と同じです。
持ちもの えんぴつ、エプロン
参加費 無料
定員 42名(各日21名)
1機関からのお申込みは1名までとし、申込み多数の場合は調整させていただきます。
申込方法 電子メールで、(1)氏名、(2)勤務先の図書館名、(3)勤務先の図書館の所在地、(4)電話番号、(5)受講希望日(どちらでもよい場合は両方を書いてください)を明記して、平成24年9月13日(木)午後5時までにお申し込みください。電子メールの件名は、「資料保存研修」としてください。
申込み・
問い合わせ先
国立国会図書館 収集書誌部資料保存課
メールアドレス:hozonkaアットマークエヌディーエルピリオドジーオーピリオドジェーピー
電話:03(3506)3356(直通)

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