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シリア古物博物館総局職員の受託研修を実施しました

平成30年5月22日(火)から25日(金)まで、シリア古物博物館総局職員2名を迎え、紙文化財保存修復研修を実施しました。この研修は、国連開発計画(UNDP)から委託を受けて奈良県立橿原考古学研究所が実施しているシリア人文化遺産関係者のための研修事業「シルクロードが結ぶ友情プロジェクト」の一環として、東京文化財研究所が5月16日~29日の2週間実施したもので、当館はその一部を担当しました。

4日間の研修中、研修生のラザーン・アル=ジュンディ(Razan al Jundi)さんとファタト・カメル・ジャディード(Fatat Kamel Jadid)さんは、破損のある洋紙資料の修復、保存容器作成、和紙資料の虫損直し、裏打ちなどの実習に熱心に取り組みました。また、研修最終日には収集書誌部職員と懇談を行いました。

保存修復実習1

保存修復実習2

保存修復実習3

職員との懇談

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