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2015年6月12日 日本点字図書館との共同実験による視覚障害者等へのテキスト化データ提供をサピエ図書館等で開始しました

国立国会図書館は、視覚障害がある方等の情報アクセスの利便性向上を目指し、デジタル化資料からのテキスト化を進めるため、日本点字図書館と共同で実験を行っています。平成27年6月11日から、「サピエ図書館」 (注1)と「みんなでDAISY」 (注2)上で、国立国会図書館のデジタル化資料から製作したテキストDAISY(注3)の提供を開始しました。同時に利用者のみなさまからの評価をお願いしています。ご協力ください。

(注1)全国の点字図書館等が製作した点字図書や録音図書の日本最大のデータベースで、運営は全国視覚障害者情報提供施設協会が、システム管理は日本点字図書館が行っています。
(注2)日本点字図書館の「アクセシブルな電子書籍製作実験プロジェクト」 のコミュニティサイトです。ログインするには参加申し込みが必要です。
(注3)DAISY(Digital Accessible Information System)は、視覚障害や学習障害等により印刷物を読むことが困難な人々が本を読むための国際標準規格であり、音声DAISY、テキストDAISY、マルチメディアDAISYの3種類があります。テキストDAISYは、デジタルテキストによる電子書籍であり、合成音声による読み上げソフト等を用いて本を読むことが可能になります。

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2015年4月7日 視覚障害者等へのテキスト化データ提供に向けて日本点字図書館と共同で実験を開始します

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