本の万華鏡 第10回「大正デモクラシーとメディア」を公開しました
今年は、大正元(1912)年からちょうど100年に当たります。大正時代は、「大正デモクラシー」という言葉に象徴されるように、政治の世界では藩閥批判や普通選挙運動など大衆の政治参加を求める動きが活発化した時代でした。また、新聞・雑誌で風刺漫画が庶民の人気を得たことやレコード・映画など新しいメディアの発展に象徴されるように、メディアと結び付いた形で大衆文化が華やかに興隆した時代でもあります。その意味で、「明治」と「昭和」の間に挟まれて埋もれがちな「大正」は、日本の近現代史における重要な時代の転換期でした。
平成24年7月18日(水)から提供を開始したミニ電子展示「本の万華鏡」第10回では、このように大衆が時代の主役として登場した、「大正デモクラシー」の風潮を支えたメディアの発達を中心に紹介します。第1章では、当時の世相を表した風刺漫画をご覧ください。第2章では、政治家やオピニオンリーダーたちが、いかにメディアを活用したのかに焦点を当てます。そして第3章では、この時期に発達した音声・映像メディアと大衆への浸透について取り上げます。
○本の万華鏡 第10回「大正デモクラシーとメディア」
http://rnavi.ndl.go.jp/kaleido/
(国立国会図書館 利用者サービス部 サービス企画課 展示企画係)
