国立国会図書館件名標目表のWeb版(Web NDLSH)を公開しました
国立国会図書館は6月30日(水)に「国立国会図書館件名標目表(NDLSH)」をWeb上で活用しやすい形式で提供するWeb NDLSHを公開しました。
NDLSHは、国立国会図書館が主題アクセスの手段として維持している統制語彙集で、NDL-OPAC(国立国会図書館蔵書検索・申込システム)の「件名」による検索などで利用されています。これまでは図書館サービスの基盤となるツールとして冊子体やPDFファイルなどで提供してきました。
近年Web上の情報資源にメタデータを付与することで、より高度な情報探索を可能とするセマンティック・ウェブが注目を集めています。国立国会図書館は、NDLSHを多分野にわたる主題辞書の一つとして、図書館にとどまらずWeb上で幅広く活用されることを目的にWeb NDLSHを構築しました。シソーラスや分類表の知識体系を表現するのに適したSKOS(Simple Knowledge Organization System)の枠組みを用いた、RDF/XML形式の新しい提供システムとなっています。
Web NDLSHでは個々の件名標目にURIを付与しており、外部からURIにより各件名標目を参照することができます。また、APIの一種であるクエリ言語のSPARQLを使用することで、外部システムと機械的に連携することができます。そのほか、件名標目を標目語、参照語などの多彩なアプローチで検索すること、シソーラス構造をグラフィカルに表示すること、およびRDF/XML形式、テキスト形式などでのデータのダウンロードも可能です。また一部の件名標目については、米国議会図書館件名標目表(LCSH)やWikipediaの同義語とのリンクも行っています。
Web NDLSHをぜひご活用ください。
○Web NDLSH
http://id.ndl.go.jp/auth/ndlsh
