書誌データ作成ツール:読みについて
読みにおける記号・アラビア数字・アルファベットの扱い(2008年4月~2011年11月)
タイトル・著者標目・件名標目・出版者(以下「タイトル等」)に含まれる記号・アラビア数字・アルファベットの読みは、そのままの文字を読みとして付与する場合、カナ読みを付与する場合、基本ラテン文字に翻字して読みを付与する場合、いずれの読みも付与しない場合がある。これらの読みは必要に応じて、複数付与することができる。
以下に、記号・アラビア数字・アルファベットの読みにおける扱いを示す。
凡例:△は分かち書きの際のスペースを表す。
1. 記号・アラビア数字・アルファベットをそのまま読みとして付与する場合
(1) 記号
以下に示す記号が意味を持つ場合は、原則としてその記号をそのまま読みとして付与する。カナ読みが必要であると判断される場合には、カナ読みも付与する。
*「2.カナ読みを読みとして付与する場合」参照
| 記号 | 記号の名称 | 記号 | 記号の名称 | 記号 | 記号の名称 | 記号 | 記号の名称 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ! | 感嘆符 | " | 引用符,ウムラウト | # | 番号記号 | $ | ドル記号 |
| % | パーセント | & | アンパサンド | ’ | アポストロフィー,アクサンテギュ | ( | 左小括弧 |
| ) | 右小括弧 | * | アステリスク | + | 正符号 | , | コンマ,セディユ |
| - | ハイフン,負記号 | . | ピリオド | / | 斜線 | : | コロン |
| ; | セミコロン | < | 不等号(より小) | > | 不等号(より大) | = | 等号 |
| ? | 疑問符 | @ | 単価記号 | [ | 左大括弧 | ] | 右大括弧 |
| 円記号 | ^ | アクサンシルコンフレックス | _ | アンダライン | ` | アクサングラーブ | |
| { | 左中括弧 | | | 縦線 | } | 右中括弧 |  ̄ | オーバーライン* |
表中の記号の名称は「JIS X0201 7ビット及び8ビットの情報交換用符号化文字集合」による。
* 表中のオーバーライン( ̄)は、日本語環境のWindows機種では「~ チルダ」と表示される。
ただし、著者標目・件名標目の読みについては、記号をそのまま読みとして付与するのは以下の10種に限り、それ以外の記号は、記号が意味を持つ場合を除きカナ読みも含め読み付与の対象としない。
| 記号 | 記号の名称 | 記号 | 記号の名称 | 記号 | 記号の名称 | 記号 | 記号の名称 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| , | コンマ,セディユ | ( | 左小括弧 | ) | 右小括弧 | % | パーセント |
| & | アンパサンド | ’ | アポストロフィー,アクサンテギュ | + | 正符号 | - | ハイフン,負記号 |
| . | ピリオド | = | 等号 |
(2) アラビア数字
アラビア数字は、原則としてそのまま読みとして付与する。
| 例 5回 | → | 5カイ |
* タイトル等にローマ数字が含まれる場合は、原則としてアラビア数字または英字に置き換えている。このため、アラビア数字の場合は読みもアラビア数字となるが、英字に置き換えている場合はカナ読みとなることがある。
(3) アルファベット
アルファベットは、原則としてそのまま読みとして付与する。
| 例 Word裏技 | → | Word△ウラワザ |
2. カナ読みを読みとして付与する場合
(1) 記号・アラビア数字・アルファベットにルビが付されている場合
| 例 Windows | → | ウインドウズ(「Windows」に「ウインドウズ」とルビが付されている場合) |
(2) カナ読みが必要であると判断された記号
記号(1.(1)を含む)で、意味によるカナ読みが必要であると判断された場合。
| 例 ネットワーク・ビジネス2×2=6 | → | ネットワーク△ビジネス△2△カケル△2△=△6 |
(3) タイトル等にギリシア文字が含まれる場合
| 例 プラスαシリーズ | → | プラス△アルファ△シリーズ |
3. アルファベットに翻字した文字を読みとして付与する場合
(1) キリル文字
キリル文字は、ローマン・アルファベットに翻字した文字を読みとして付与する。
| 例 Харбинцы | → | Kharbintsy |
(2) ギリシア文字のみで構成される場合
タイトル等がギリシア文字のみで構成される場合は、アルファベットに翻字した読みを付与する。必要に応じて、ギリシア文字のカナ読みを複数の読みとして付与する場合がある。
| 例 μ | → | m |
| → | ミュー |
4. 読みを付与しない文字
(1) 記号(1.(1)を含む)が意味を持たない場合
| 例 新☆Mac徹底使いこなし術 | → | シン△Mac△テッテイ△ツカイコナシジュツ |
(2) 記号、アラビア数字、アルファベットのみで構成される場合
タイトル等が記号、アラビア数字、アルファベットのみで構成される場合は、読みを付与しない。
| 例 Windows(読み付与なし) |
*ただし、ルビが付されている場合等はカナ読みを付与する。「2.(1)記号・アラビア数字・アルファベットにルビが付されている場合」を参照。
| 例 Windows | → | Windows |
| → | ウインドウズ(「Windows」に「ウインドウズ」とルビが付されている場合) |
