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NDL書誌情報ニュースレター

ISSN 1882-0468

2007年3号(通号3号) 2007年12月25日掲載 [PDF版 391KB]

目次

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巻頭のことば

 『NDL書誌情報ニュースレター』第3号をお届けします。
「おしらせ」冒頭の「書誌調整連絡会議」は、平成12年11月に「電子情報時代の全国書誌サービス」をテーマとして開催以来、今年で8回目となりました。今回のテーマは、「書誌データの作成および提供:新しい目標・方針の設定」。まだまだ米国議会図書館「書誌コントロールの将来」ワーキンググループの活動には及びませんが、書誌調整連絡会議の成果は着々と現れつつあります。今後も、当館の書誌調整活動に御支援、御協力の程よろしくお願いいたします。
その他の「おしらせ」3件は、いずれも当館の重点目標「情報資源へのアクセスの向上」を具体化したものです。当館が提供する書誌データの充実・拡大は、今後も続きます。
「動向」の「Linking ISSN」では、第32回ISSNセンター長会議(平成19年10月1日〜3日、ブエノスアイレス(アルゼンチン))の最重要議題を当館からの参加者が簡潔に紹介しています。印刷物と電子ジャーナルのリンクとは、図書館と電子図書館の関係を象徴するものなのでしょうか。

横山 幸雄
(よこやま ゆきお 書誌部書誌調整課)

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おしらせ
書誌調整連絡会議を開催しました

 平成19年11月16日(金)、国立国会図書館東京本館で「平成19年度書誌調整連絡会議」を開催しました。この会議は、国内の書誌調整および書誌データの標準化を図るため、関連機関等と協議を行うものです。今回は、「書誌データの作成および提供:新しい目標・方針の設定」をテーマとして、意見交換を行ったほか、書誌データに関する当館および国内外の取組みの報告を行いました。

 コメンテータとして、上田修一氏(慶應義塾大学文学部教授)・北克一氏(大阪市立大学大学院創造都市研究科教授)・根本彰氏(東京大学大学院教育学研究科教授)・宮澤彰氏(国立情報学研究所情報社会相関研究系教授)の4名に出席いただきました。また、関連機関として、東京都立中央図書館・秋田県立図書館・国立情報学研究所・早稲田大学図書館・山形大学・日本図書館協会から8名の出席がありました。

 まず、平成19年度における当館の主な動きを報告しました。国内の動向として、柴田正美氏(帝塚山大学教授、日本図書館協会件名標目委員会委員長)から、全国図書館大会第8分科会における主題検索の今後の課題や利用者志向のシステムに関する報告と議論について紹介がありました。また、国際的な動向として、IFLAダーバン大会の書誌データに関連するトピックスを紹介しました。
 後半は、当館における書誌データの作成および提供に関する新しい方針の検討状況について、当館の書誌データの役割や現状と課題等をふまえて報告し、以下の5つの方針を案として提示しました。

方針1:データの開放性を高める
方針2:情報検索システムをもっと使いやすくする
方針3:電子情報資源も含めて、多様な対象をシームレスにアクセス可能にする
方針4:データの有効性・効率性を高める
方針5:外部資源、知識、技術を活用する

また、相原雪乃氏(国立情報学研究所学術基盤推進部学術コンテンツ課副課長)からは、NACSIS-CATの課題や次世代目録の検討状況等の報告がありました。
 コメンテータ・出席者からは、多くの質問が出され、活発な意見交換が行われました。
 本会議の概要と記録集は、「書誌データの作成および提供」のページに掲載する予定です。

(書誌調整課)

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おしらせ
NDL-OPACに音楽・映像資料の書誌データ約41万件を追加

 平成19年10月から、東京本館の音楽・映像資料室においてのみ提供していた音楽・映像資料の書誌データ約41万件が、NDL-OPAC(国立国会図書館蔵書検索・申込システム)で検索可能になりました。
 これまで、平成14年以前に国立国会図書館が受け入れた音楽・映像資料については、NDL-OPACでの検索はできませんでした。
 これらの資料の大部分は、音楽・映像資料室でのみ提供していた「音楽・映像資料データベース」により検索できましたが、今回このシステムに搭載していた当館所蔵資料の書誌データを、NDL-OPACで検索できるように移行しました。
 また、残りの資料については、平成19年度および20年度に遡及入力を実施し、作成した書誌データをNDL-OPACに順次搭載する予定です。
 今回の書誌データ移行および実施予定の遡及入力作業により、当館所蔵の音楽・映像資料のほとんど全てがNDL-OPACで検索できるようになる見込みです。

未入力書誌データの内訳は、次のとおりです。

資料種別 今回NDL-OPACに移行が完了した書誌データ件数 今後、遡及入力作業実施予定の書誌データ件数
音楽資料
(アナログレコード:SP、LP、EP)
241,470 約10,400
音楽資料
(アナログレコード以外:音楽CD等)
161,251 約2,700
映像資料
(VHS、DVD、LD等)
12,334 約17,200(注2)
合計 415,055(注1) 約30,300

(注1) この書誌データ移行により、NDL-OPACで検索できる音楽・映像資料の書誌データ総数は、平成19年10月現在で約51万件に増加しました。
(注2) このうち、LDの書誌データ約1万5千件を平成19年度中に遡及入力する予定です。

音楽・映像資料を検索する際の留意点については、「NDL-OPAC利用の手引き」をご参照ください。また、音楽・映像資料室の利用方法等については当館HPの専門室・閲覧室案内にあります「音楽・映像資料室」をご覧ください。

(資料提供部電子資料課)

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おしらせ

 NDL-OPACへの『雑誌記事索引 自然科学編』データの搭載

 冊子体で刊行した『雑誌記事索引 自然科学編』10巻〜15巻(1959〜1964年刊行分)掲載のデータについて、平成19年12月24日からNDL-OPACでの検索が可能になります。

 『雑誌記事索引』の1948年、1949年刊行分と、『同 人文社会編』の1974年までの刊行分は、平成9年〜11年度に遡及入力作業を実施し、既に約133万件の記事データがOPACで検索できます。『人文社会編』と並行して刊行されてきた『自然科学編』および『科学技術編』についても、のとおり4期に分けて遡及入力を進めています。1965年〜1974年刊行の『科学技術編』は平成18年までに終了し、約60万件のデータをOPACに搭載しました(第1期、第2期)。残る『自然科学編』のうち、平成19年度には1959〜1964年刊行分を搭載し(第3期)、平成20年度には1950〜1958年刊行分の入力作業を予定しています(第4期)。第4期をもって冊子体『雑誌記事索引』の遡及入力は終了します。

 今回の第3期作業は、冊子体の10巻から15巻までの6巻60冊が対象でした。入力原稿の冊子体目録の上では、記事件数にして約40万件になりますが、排列上、分類や件名の重出等による重複掲載記事を除いた約26万件を搭載します()。

 今回搭載対象の期間内(1959〜1964、昭和34〜39年)に創刊され、採録誌となった雑誌には、Japanese Journal of Applied Physics (昭和37年創刊、当館請求記号 Z53-A375)等があります。昭和39年は東京オリンピック開催の年でもあり、高度成長期の中で、様々な分野の科学技術が発展した時期です。今回搭載する約26万件の記事から、当時の発展の様子を感じ取って頂ければ幸いです。

表 『雑誌記事索引 自然科学編』および『同 科学技術編』の遡及入力状況

  対象の巻 刊行年 誌名 データ搭載時期・作業予定
1期 23〜25巻 1972〜1974 『雑誌記事索引 科学技術編』 平成17〜18年に搭載済み(約60万件)
2期 16〜22巻 1965〜1971
3期 10〜15巻 1959〜1964 『雑誌記事索引 自然科学編』 ※平成19年12月24日に搭載完了予定(約26万件)
4期 1〜9巻 1950〜1958 平成20年入力予定

() 作業の概要については、逐次刊行物課索引係「NDL-OPACへの『雑誌記事索引 自然科学編』データの搭載」
『全国書誌通信』No.127, 2007.5.31, p5をご覧ください(本誌創刊準備号に一部転載)。

(逐次刊行物課索引係)

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おしらせ
J-BISC DVD版(2007)の刊行について

 J-BISC DVD版を更新しました。旧版の書誌データ(明治期〜平成17年3月までに整理した国内刊行単行資料)に、平成19年3月までのデータと、これまで未収録であった平成16年4月以降に整理した音楽録音・映像資料のデータを追加したもので、収録件数は約358万件です。
 今回新たに追加した機能として、JAPAN/MARC2006フォーマットでの詳細表示およびダウンロード機能、収録範囲の拡大に対応するための資料種別による絞込み検索機能があります。また、新たな検索項目として本文の言語コード、原文の言語コードを設けたほか、音楽録音・映像資料の発売番号などからの検索も可能となりました。
 価格は、単体利用でJ-BISC DVD版の旧版およびカレント版ユーザーの場合は84,000円、新規購入の場合は504,000円など、各種利用条件によって異なります。詳細は日本図書館協会へお問い合わせください。

(書誌調整課)

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動向
Linking ISSN (ISSN-L) の動向について

1. ISO規格の改訂

 2007年8月にISSNに関するISO規格が改訂され(ISO 3297:2007)、新たにLinking ISSNまたはISSN‐Lと呼ばれるデータ項目が追加されました。
 これは、同一の継続資料について印刷物とオンライン版が並行して刊行されている場合等に、これらの異なる媒体の版を一組にして管理するためISSNネットワークによって与えられる番号で、電子ジャーナル等の普及を背景に、関係者の強い要望によって制定されました。

2. Linking ISSNの概要

 このデータ項目の概要は次のとおりです。

(1) 媒体が一つしかない場合も含めて、全てのISSNレコードに必須のデータです。
(2) データ形式はISSN番号と同じです。
(3) 同一の継続資料の中で、ISSNネットワークの国際センターが管理するデータベースISSN Registerに最初に登録された媒体のISSNが、全ての媒体の版のLinking ISSNとして採用されます。

例: 印刷物 ISSN 0001-0001
    ISSN-L 0001-0001
  オンライン版 ISSN 1777-2777
    ISSN-L 0001-0001

3. 今後の運用

 国際センターでは、既にISSN Registerに登録されているレコードについて2008年中にLinking ISSNを付与して公開することにしています。
 その後の運用については、ISSNネットワークで協議して決定されることになっています。当館逐次刊行物課は、ISSN日本センターとして協議に加わっています。
 新たな動きがありましたら、随時このニュースレターでお伝えしていく予定です。

(逐次刊行物課:ISSN日本センター)

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コラム 書誌データ探検
役割表示のさまざま―「著」、「編」、……?「料理」?

 今回は役割表示をとりあげます。役割表示というのは、書誌データの中で、その著作等に責任を持つ個人や団体等の役割を表すものです。NDL-OPACでいえば、「書誌詳細表示」画面のうち、「責任表示」欄にある「著」「編」「訳」等のことです。しかし、役割表示に使われる言葉はこれらに限りません。和図書および映像資料から例を拾ってみましょう。

 次の(1)から(5)は、NDL-OPACの一覧表示画面で表示される書誌データです。
 (1) 邦子先生と一緒に作るはじめてのスカート / 成田邦子[他]. -- 文化出版局, 2007.3
 (2) Oh!ベトナム / 高橋里枝[他]. -- アップオン, 2007.2
 (3) 文字の刺繍 / 小田原真喜子[他]. -- 雄鷄社, 2006.10
 (4) うんこのあかちゃん / 長谷川義史[他]. -- クレヨンハウス, 2006.11
 (5) 示現流剣術 [映像資料] / 東郷重政. -- BABジャパン, [2005.6]. -- (日本の古武道 ; 9)

 書誌詳細表示画面で書誌データの役割表示を確認してみると、これらの資料の役割表示には、次の言葉が使われています。
 (1) 成田邦子教える人; 小池百合穂作る人→「教える人」「作る人」
 (2) 高橋里枝料理; 武位教子ルポ→「料理」「ルポ」
 (3) 小田原真喜子カリグラフィー; 伊東保子,奥村美紗子,西須久子刺繍→「カリグラフィー」「刺繍」
 (4) 長谷川義史作; 村中李衣おせっかい助産師→「作」「おせっかい助産師」
 (5) 東郷重政演武→「演武」
 どれも、それぞれの資料にある情報源から転記したものです。

 ここで、「あれ?昔のデータにはこんなのはなかったぞ?」と思われる方もいらっしゃることでしょう。実は役割表示についても、目録規則の変遷に伴って、変更がありました。

 第2号の「書誌データ探検」でご説明しましたとおり、国内刊行資料は現在、『日本目録規則』(以下「NCR」)1987年版を使って目録データを作成しています(参照:適用規則一覧)。責任表示の範囲を広げることも、NCR1987年版で変わった点の一つです。例えば監修者名は、NCR1987年版の適用後は責任表示に入れていますが、それ以前に作られたデータでは、基本的に注記にあります()。

 また、NCR1987年版の適用に合わせて、役割表示の統一の方針も変えました。現在でも、「著作」は「著」に、「翻訳」は「訳」に、といった統一をしています。しかし以前は、ほかに「写真」「フォト」等は「撮影」に、「絵」「イラスト」等は「画」に、といった統一もしていました。これらについては原則的に、情報源のままを転記することにしました。

 これらの結果、以前の和図書のデータには見られなかったものを含む、さまざまな役割表示が生まれました。(1)〜(5)の例は、そのうちのほんの一部です。見知らぬ役割表示との出会いも、検索の際に楽しんでいただけましたら幸いです(ところで「点」という役割表示があります。意味は何でしょうか?答えはこちら)。

 ()監修者名が注記にある場合は検索できませんでしたが、責任表示にあれば検索可能です。現在、当館の和図書で責任表示に入れている著作者等については、NCR1987年版の和図書適用細則でお確かめください。

(書誌調整課)

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掲載情報紹介

 2007年9月29日〜12月25日に国立国会図書館ホームページに掲載した書誌情報に関するコンテンツをご紹介します。

・NDL-OPAC NDL-OPACから近代デジタルライブラリーへの連携を開始

NDL-OPACから近代デジタルライブラリーへの連携を開始しました。NDL-OPACで検索した資料の本文を、近代デジタルライブラリーで閲覧できる場合、NDL-OPACの検索結果(書誌詳細表示画面)に近代デジタルライブラリーへの「本文をみる」リンクが表示されるようになりました。

(開始日:10月17日)

・PORTA 国立国会図書館デジタルアーカイブポータル(PORTA)公開

国立国会図書館デジタルアーカイブポータル(PORTA)を公開しました。「PORTA」は、日本の電子情報資源や情報提供サービスにナビゲートする総合的なポータルサイトを目指しています。現在、20種類のデジタルアーカイブ、約800万件のコンテンツが検索可能です。PORTAでは、DC-NDLをベースとしたメタデータを使用しています。

(公開日:10月15日)

・書誌データ 書誌データの作成および提供ページの構成変更

「書誌データの作成および提供」ページの構成を変更しました。全てのコンテンツを「書誌データの基本方針と書誌調整」、「書誌データ作成ツール」、「書誌データを利用するには」の3つに再分類し、項目ごとにページを分けています。また、ページの左側にナビゲート用のメニューを新設しました。

(公開日:12月6日)

・分類・件名 国立国会図書館件名標目表(NDLSH)2006年度版追録(2007年9月,10月,11月)

2007年9月,10月,11月に更新した件名標目のリストです。各月に新設した件名には以下のものがあります。

9月: 「神仏習合」、「夫婦別姓」、「リプロダクティブヘルス」など (掲載日:10月5日)
10月: 「医療連携」、「エコシティ」、「買収防衛策」など (掲載日:11月7日)
11月: 「ケアハウス」、「外断熱工法」、「デバイスドライバ」など (掲載日:12月13日)

・雑誌記事索引 更新:雑誌記事索引採録誌一覧(11月更新分)

当館が作成している雑誌記事索引に、現在記事を採録中もしくは過去に採録したことのある雑誌の一覧です。2007年11月13日現在の採録誌総数は17,429誌で、その内、現在採録中のものは10,036誌、廃刊・採録中止となったものは7,393誌です。

(掲載日:11月20日)

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編集後記

 NDL書誌情報ニュースレター3号をお届けしました。
 昨年末からニュースレター創刊の検討、準備、5月31日に0号を創刊と今年前半は慌しい日々でした。その後も試行錯誤を繰り返しつつ、3号まで発行、気が付けばもう年末です。
 皆様にとって今年1年はどんな年でしたか?書誌部では色々な事がありました。

書誌部的重大ニュース!
◎『日本全国書誌』をHP版へ一本化
  『日本全国書誌』の冊子体が昭和23年創刊の『納本月報』から数えて60年近い歴史に幕を下ろしました。
◎『全国書誌通信』の終刊とNDL書誌情報ニュースレターの創刊
  書誌部にとっては初の電子ニュースレターです。
国立国会図書館ダブリンコアメタデータ記述要素(DC-NDL)の公開
  平成13年に公開した「国立国会図書館メタデータ記述要素」(NDLメタデータ)の改訂版です。
◎国立国会図書館件名標目表(NDLSH)2006年度版の公開
  3年を要したNDLSH第5版の全面見直しの成果を公開しました。
◎将来に向けての検討開始
  その内容は今後順次お知らせしていきます。
の5つです。

 皆さま良いお年をお迎えください。そして来年も『NDL書誌情報ニュースレター』をご愛読いただければ幸いです。

(猟虎)

コラムの答え:「点」という役割表示は、訓点者を意味します。
例:論語 / 内村友輔. -- 大芦利七等, 明15.7
  書誌詳細表示画面の責任表示・役割表示は「内村友輔点」となっています。

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NDL書誌情報ニュースレター(年4回刊)

2007年3号(通号3号)2007年12月25日発行
編集・発行 国立国会図書館書誌部書誌調整課
〒100-8924 東京都千代田区永田町1-10-1
E-mail: bib-news@ndl.go.jp (ニュースレター編集担当)