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書誌データの作成および提供

JAPAN/MARC改訂について

 JAPAN/MARC(M)及びJAPAN/MARC(S)のフォーマットの統合・改訂について、昨年来検討してきましたが、以下のとおり決定しました。改訂版の提供は、平成14年4月から開始します。なお、JAPAN/MARC(M)とJAPAN/MARC(S)はフォーマットを統合し同一のものを用いますが、頒布につきましては、従来通りJAPAN/MARC(M)とJAPAN/MARC(S)それぞれ別々に頒布します。

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JAPAN/MARCフォーマット改訂の概要

1 改訂の目的

  1. 統一フォーマット

     従来、JAPAN/MARCフォーマットは図書編(M)と逐次刊行物編(S)で別々にフォーマットを作成・維持してきましたが、平成14年度から標準的な方式による提供を実施するためにフォーマットを統一します。また、(S)については同時期に採用する目録規則を「国立国会図書館逐次刊行物目録規則」から「日本目録規則 1987年版改訂版」(以下NCR)に変更します。

  2. 多様な資料種別への対応

     平成10年に電子資料の書誌データ収録を目的にJAPAN/MARC(M)のフォーマット改訂を行ないましたが、十分な内容ではありませんでした。また平成14年度から、地図資料、楽譜も収録する予定のため、これらの資料種別に対応できるフォーマットへ改訂を行ないます。

  3. 前回改訂時の経過措置の終了

     平成10年のJAPAN/MARC(M)改訂時には、即座に対応できないユーザのため、シリーズに関する項目を旧フォーマットと新フォーマットの両方の形を並存させるなどデータ重複収録による経過措置をとりましたが、平成13年度末でこの措置を終了します。

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2 改訂スケジュール

 改訂した新フォーマットによる書誌データ提供は平成14年度から開始します。
 これに先立ち、平成13年度早期に発行機関、提供機関に対してサンプルデータを提供しますが、サンプルデータの提供方法、提供時期については、発売機関を通して別途お知らせします。
また、新フォーマットのマニュアルをできるだけ早期に刊行する予定です。

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3 フォーマット改訂内容

 改訂内容について、(M)(S)で共通の新設フィールド、削除フィールド、それ以外の(M)(S)における変更点に大別して以下に説明します。



3-1 新設フィールド(共通)

 現行の(M)(S)いずれにも存在せず、今回新設するフィールドは以下のとおりです。

  1. タグ266「地図の数値データに関する事項」

     NCR4章(地図資料)の「数値データに関する事項」に対応するフィールドとして新設します。サブフィールドは、$A「数値データ」です。

  2. タグ268「楽譜の種類に関する事項」

     NCR5章(楽譜)の「楽譜の種類に関する事項」に対応するフィールドとして新設します。サブフィールドは、$A「楽譜の種類」、$D「楽譜の種類の並列表示」です。

  3. タグ269「電子資料の特性に関する事項」

     NCR9章(電子資料)の「電子資料の特性に関する事項」に対応するフィールドとして新設します。サブフィールドは、$A「電子的内容」です。

  4. タグ856「電子資料のアクセス情報」

     NCR9章(電子資料)の「注記に関する事項」のうち、アクセス方法に対応するフィールドとして新設します。これは、UNIMARCフォーマットでも同様にタグ856を使用しています。サブフィールドは、$1「アクセス方法」、$Q「電子的形式種別」、$U「URL」です。

  5. タグ910「大学コード」

     JIS X 0408によって規定されている大学コード及び大学名を収録するフィールドとして新設します。サブフィールドは、$A「カタカナ形」、$X「ローマ字形」、$B「漢字形」、$3「大学コード」です。

  6. タグ915「官庁コード」

     当館で作成した官庁コード(平成13年1月の省庁再編以前のものは「旧官庁コード」、以降のものは「新官庁コード」)とJIS X 0401によって規定されている都道府県コードをもとにした地方自治体を対象とするコードを収録するフィールドとして新設します。サブフィールドは、$A「旧官庁コード」、$C「新官庁コード」、$D「都道府県コード」です。


3-2 削除フィールド(共通)

 現行の(M)(S)いずれにも存在し、今回削除するフィールドは以下のとおりです。


  1. タグ280「叢書名に関する事項」(M)「シリーズに関する事項」(S)

     (M)ではタグ281と重複収録していたため、削除するだけでデータ収録先の変更はありません。(S)ではデータ収録先をタグ281に変更します。

  2. タグ580「叢書名標目」(M)「シリーズ名の読み」(S)

     (M)ではタグ581と重複収録していたため、削除するだけでデータ収録先の変更はありません。(S)ではデータ収録先をタグ581に変更します。


3-3 (M)における変更点

 (M)について、上記のフィールドの新規追加、削除以外に行なう変更点は以下のとおりです。


  1. タグ011「国際標準逐次刊行物番号」

     (S)のみに存在したフィールドを、(M)にも適用範囲を拡大します。

  2. タグ100「一般的処理データ」

     9桁目の名称を「予備」から「刊行種別コード」とします。ただし、これについては(S)でのみ使用し、(M)ではこれまでと同様に空白を収録します。10〜13桁目を「刊行年」から「刊行年(1)」に変更します。「予備」として使用していなかった14〜17桁目を「刊行年(2)」として使用します。

  3. タグ101「著作の言語」

     これまで翻訳物のみに適用してきましたが、すべての書誌レコードに拡張します。

  4. タグ102「出版国または製作した国」

     (S)のみに存在したフィールドを、(M)にも適用範囲を拡大します。ただし、適用するのは当面$A「出版国コード」のみです。

  5. タグ270「出版・頒布等に関する事項」

     複数の出版事項を収録するため、$A−$B−$Dを対になってリピータブルに変更します。$Aと$Bはフォーマット上では単独でもリピータブルですが、(M)では適用しません。

  6. タグ350「一般注記」への重複収録の廃止

     現在タグ275$E、282、283、386、387のデータを重複収録していますが、これを廃止します。

  7. タグ386、387の名称変更

     NCR9章(電子資料)の改訂に伴い、名称を「ファイル内容に関する注記(コンピュータ・ファイル)」「システム要件に関する注記(コンピュータ・ファイル)」から「電子的内容に関する注記(電子資料)」「システム要件に関する注記(電子資料)」に変更します。(この件はすでに変更済みで『全国書誌通信』No.108でお知らせした通りです。)

  8. タグ551〜559$D、581〜583$D、591〜599$D「巻次等の読み」

     これまで4文字以内4レベルまでに制限した排列指示データを収録していましたが、原則として読みをそのまま収録します。

  9. タグ751、781〜783、791〜799「著者標目」

     サブフィールド$3「典拠番号」を新設します。なお、751については従来751〜759に著者標目を収録していましたが、751に一本化します。

  10. タグ801「レコード作成機関」

     (S)のみに存在したフィールドを、(M)にも適用範囲を拡大します。


3-4 (S)における変更点

(S)について、上記のフィールドの新規追加、削除以外に行なう変更点は以下のとおりです。

  1. フィールド、サブフィールド名称

     (S)は適用する目録規則をNCRに変更します。フィールド、サブフィールドについて、この変更にともなって、NCRに対応した(M)と同一の名称に変更します。

  2. 1バイト、2バイト文字

     (S)では同一フィールド内の1バイト、2バイト文字混在を行なっていましたが、(M)と統一するためフィールド単位で1方のもののみを収録する方式に変更します。

  3. タグ010「国際標準図書番号」

     (M)のみに存在したフィールドを、(S)にも適用範囲を拡大します。

  4. タグ022「官公庁刊行物番号」

     (S)のみで使用していたタグ022を廃止し、新設のタグ915「官庁コード」にデータ収録を変更します。
  5. タグ100「一般的処理データ」

     10〜13桁目を「刊行年」から「刊行年(1)」に変更します。「予備」として使用していなかった14〜17桁目を「刊行年(2)」として使用します。

  6. タグ102「出版国または製作した国」

     $A「出版国コード」をノン・リピータブルからリピータブルに変更します。

  7. タグ251〜259「タイトルと責任表示に関する事項」、551〜559「タイトル標目」

     2番目以降の「タイトルと責任表示に関する事項」及びそれに対応する「タイトル標目」として(S)にも適用範囲を拡大します。また、251$B「タイトル関連情報」については、リピータブルからノン・リピータブルに変更します。

  8. タグ261「並列タイトルに関する事項」

     $B「並列タイトル関連情報」については、リピータブルからノン・リピータブルに変更します。

  9. タグ270「出版・頒布等に関する事項」

     $A−$B−$Dを対になってリピータブルに変更します。(S)にのみ存在した$E「頒布地」、$F「頒布者」を廃止し、データはそれぞれ$A「出版地」、$B「出版者」へ収録を変更します。

  10. タグ275「形態に関する事項」

     $D「特定資料種別」を廃止し、$A「特定資料種別と資料の数量」に収録します。

  11. タグ281〜283「シリーズに関する事項」、581〜583「シリーズのタイトル標目」

     (S)ではタグ280、580に収録していましたが、データ収録をタグ281、581に変更します。また、タグ282〜283、582〜583は、2番目以降の「シリーズに関する事項」及びそれに対応する「シリーズのタイトル標目」として(S)にも適用範囲を拡大します。

  12. タグ386「電子的内容に関する注記(電子資料)」、387「システム要件に関する注記(電子資料)」

     (M)のみに存在したフィールドを(S)にも適用範囲を拡大します。

  13. タグ561「他言語標題の読み」

     (S)のみに存在したタグ561を廃止し、タグ551〜559「タイトル標目」にデータ収録を変更します。

  14. タグ699「大学名」

     (S)のみに存在したタグ699を廃止し、新設のタグ910「大学コード」にデータ収録を変更します。

  15. タグ751、タグ781〜783「著者標目」

     (M)にみに存在したフィールドを(S)にも適用範囲を拡大します。なお、タグ751及びタグ781〜783にはサブフィールド$3「典拠番号」を新設しますが、当面は使用しません。

  16. タグ761「編者の読み」

     (S)のみに存在したタグ761を廃止し、タグ751またはタグ781〜783の「著者標目」にデータ収録を変更します。

  17. タグ801「レコード作成機関」

     $2「システムコード」を追加します。

  18. タグ905「国立国会図書館の請求記号」

     $F「休廃刊」について、対になってリピータブルから単独でのリピータブルに変更します。

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4 フォーマット以外の変更事項

4-1 文字コードの変更

 漢字(2バイト)モードで使用していたJIS C−6226−1978をJIS X 0208:1990に変更します。

4-2 訓令式ローマ字表記ルールの変更

 詳細については、『全国書誌通信』及び新フォーマットのマニュアルにおいてお知らせしますが、大きな変更点は以下の2点です。

  • 長音に「^」を使用しません。

  • 長音の場合は、カタカナ1字単位で対応するローマ字とします。ただし、カタカナにおける長音記号「ー」及びハイフン「−」は表記しません。

    例 オカアサン okaasan
    マルノウチ marunouti
    コウギョウ kougyou
    トオイ tooi
    スキイ sukii
    コンピュ−タ− konpyuta

4-3 特殊記号の用法の変更


/ (スラッシュ)
 タグ377の内容細目中のタイトルと責任表示を区切る記号として用いていますが、タグ265(版に関する事項)においても版表示と特定の版にのみ関係する責任表示の区切り記号として使用します。
// (ダブルスラッシュ)
 著者名と著作の種類を示す語の区切りとして、タグ251〜9、281〜3、291〜9の$F(責任表示)に使用していますが、タグ265(版に関する事項)及びタグ377(内容に関する注記)にも使用範囲を拡大します。
< >(松葉ガッコ)
 著者標目(タグ751〜9、781〜3、791〜9)の$B(漢字形)において、漢字形が責任表示と標目形が一致しない場合に使用してきましたが、今後は使用しません。
《 》 (二重松葉ガッコ)
 タイトル標目、件名標目、著者標目の$X(ローマ字データ)で、原綴形を示す《 》は使用しません。

 658 $Aヴェルサイユ△キュウデン$XVersailles△kyuuden$Bヴェルサイユ宮殿

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