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トップ > 新着情報 > ニュース > 特別コレクション「布川文庫」の一般公開について

記者発表

特別コレクション「布川文庫」の一般公開について

(1) コレクションの特徴

布川コレクションは、出版界で活躍し出版研究家としても知られた故・布川角左衛門氏が出版資料館を構想して長年にわたり収集したもので、出版流通、編集、印刷、活字、製本、検閲、ジャーナリズム、著作権等、明治以降の日本の出版文化に関する文献の集大成ともいえる内容です。特に、雑誌創刊号、書籍販売目録、出版社史等の貴重な資料を含んでいるほか、装丁については、カバーや帯等図書の原装をよく保持している、雑誌が製本されていない状態である等の点で貴重なコレクションです。

※ 布川角左衛門(1901年〜1996年)
昭和3年岩波書店入社、編集部長で定年退職後、栗田出版販売部長、筑摩書房管財人等を歴任。日本出版学会初代会長。昭和49年から平成3年まで国立国会図書館の納入出版物代償金審議会会長を務めた。

(2) これまでの経緯

当館は、昭和62年に布川角左衛門氏と資料の寄託契約を締結し、支部上野図書館(当時)に布川文庫室を設け、出版関係者、研究者に限定して公開していました。布川氏没後の平成10年3月、上野図書館の改修工事に伴い、永田町の東京本館に資料を移送しました。その後資料の寄贈等の手続きを進めてきましたが、利用のための準備が終了したため、一般公開することとなったものです。

(3) 利用方法

資料は閉架式ですので、東京本館2階人文総合情報室で、所定の手続をした上でご利用ください。同室に設けられた展示スペースには、コレクションの中から選んだ雑誌約20タイトルを展示する予定です。

(4) 主な雑誌創刊号 

※<  >は当館請求記号

  1. 『魯文珍報』 開珍社 明治10年11月(1877年)創刊 <VG1-1697>
    戯作者として、また新聞人として当時第一線にあった仮名垣魯文が主宰した我国最初の戯作雑誌。本誌が近代文学誕生以前の文学史の端緒を開いた意義は少なくない。
  2. 『日本之女学』 日本女学社 明治20年8月(1887年)創刊 <VG1-27>
    女子の教養に資することを目的に創刊された婦人雑誌。家政や修身教育のほか、文芸作品も収録。後に『やまと錦』と合併して『日本之文華』(発行:博文館)となった。
  3. 『風俗画報』 東陽堂 明治22年2月(1889年)創刊 <VG1-32>
    我国グラフ雑誌のさきがけ。石版画や銅版画を多く載せ、江戸時代風俗の考証、各地の風習の紹介等を行った。江戸・明治の風俗研究に欠かせない最大の風俗研究誌である。
  4. 『少年倶楽部』 大日本雄辯會 大正3年11月(1914年)創刊 <VG1-168>
    近代における最も長命な少年向けの総合雑誌。記事の内容は、戦前は講談、落語など、昭和30年頃からはストーリー漫画が多くなった。本誌の、少年達の精神形成に果たした役割は大きい。
  5. 『新生』 新生社 昭和20年11月(1945年)創刊 <VG1-470>
    終戦直後いち早く創刊された総合雑誌。当時無名の青年、青山虎之助によって編集刊行された創刊号は13万部を売った。本誌は多数の文化人や大作家を動員し、戦後文学への大作家の復活を促す役割を果たした。

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