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記者発表

電子展示会「日本国憲法の誕生」一般公開について

1. 趣旨
 衆参両議院に憲法調査会が設置され、活発な議論が行われている折から、憲法制定過程に関する主要な資料を所蔵している国立国会図書館では、関係資料の画像に平易な解説をつけてホームページ(以下、NDLホームページ)上で公開し、憲法に対する国民の関心に応える。
2. 内容
 当館憲政資料室所蔵資料(内閣法制局関係、議会関係、GHQ関係資料等)を中心に、憲法制定過程の基本文書である「初期対日方針U.S. Initial Post-Surrender Policy for Japan」、松本委員会の「憲法改正要綱」、「マッカーサーノート」、日本政府が発表した「憲法改正草案」などを電子化し、電子 展示会としてNDL ホームページ上で公開する。  一部館外資料(外務省外交史料館や国立公文書館、法政大学大原社会問題研究所等)も用いる。
3. 一般公開日
平成15年5月3日(土)  URL:http://www.ndl.go.jp/constitution
4. 構成
展示会は、「概説」及び「資料と解説」で構成する。「概説」では、終戦から新憲法施行までの日本国憲法制定過程の基本的な流れについて紹介する(1.戦争終結と憲法改正の始動、2.近衛、政府の調査と民間案、3.GHQ草案と日本政府の対応、4.帝国議会における審議、5.憲法の施行と普及活動)。「資料と解説」では、制定過程に関わる約100点の資料の画像を解説付きで表示する。主な資料には、読み下しのテキストを付す。他に「人物紹介」「年表」などを用意し、制定過程の理解を助ける工夫をしている。
5. 公開する資料の特徴
資料の中心部分を構成するのは、憲政資料室が収蔵している入江俊郎、佐藤達夫両氏の原資料。また、国立国会図書館が米国の国立公文書館等から収集したGHQ関係の文書からも電子化。これらをあわせてみていくことで、日本側とアメリカ側の両方の動きを追うことができる。これまでほとんど公開される機会のなかったものとしては、入江俊郎「憲法改正経過手記」1946年1月-5月などがある。

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