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トップ > 新着情報 > ニュース > 電子展示会「世界の中のニッポン」の内容詳細

記者発表

(別紙)

電子展示会「世界の中のニッポン」の内容詳細

1.日本の風景記憶

概要

江戸から明治にかけての「江戸と上方」界隈の生活風俗、特に自然、遊び、仕事、祭、人物をテーマに、単なる「風景画像」の検索・表示ではない、感性やイメージを刺激する新しい「電子展示のあり方」を提言している。具体的には、江戸時代の風景と現在の風景(静止画像、動画)を比較したり、事象の由来や意味、描かれている当時の生活事情等、風景画像から知り得ない情報を提供する機能などが挙げられる。
コンテンツとしては国立国会図書館や大阪府立中之島図書館に所蔵されている、江戸時代の中期から後期の江戸とその周辺の名所風俗を紹介した「江戸名所図会」や明治の中ごろの子供の遊びを描いた「子供遊び画帖」など35タイトル、画像168種を収録している。

実験の内容と目的

「電子展示会」コンテンツ評価
横断的に鑑賞・研究するためのデータベース化手法(「立体構造型データベース設計」*)を開発し、その有効性を検証する。
*立体構造型データベース:「時代」、「地域」,及び「その風景の内包する情報」
(何が描かれているのかを、「コンテンツプレート」という引き出しに位置づけている。これによって、鑑賞目的から具体的な風景画像を容易に検索することができる。)を三次元の立体的な構造で、定義したデーターベース。

カラーマネージメント予備実験

どのようなデバイスにもダイナミックにカラーマッチする本質的に恒久的といえるデータ保存・再現技術を検証する。

2.ウィーン万国博覧会

概要

明治6(1873)年、明治政府が初めて参加した「ウィーン万国博覧会」をテーマに、資料のデジタル展示を行い、テーマに関する書物のナビゲーション(書誌情報等の提供)を行う。さまざまなエピソードも交え解説を展開している。「会場案内」、「日本とウィーン万博」、「ウィーン万博関連資料リスト」からなる。
コンテンツとしては、東京国立博物館や国立国会図書館、さらに同志社大学が所蔵している出展作品や会場の写真約40種を収録している

実験の内容と目的

  1. 入力デバイス比較実験
    デジタルカメラによる入力と4×5カメラによる撮影/スキャナ入力の比較、検討を行う。

  2. 書誌情報管理・提供実験
    参考文献の書誌情報をXMLデータとして管理し、変換プログラムに よって電子展示会用コンテンツとして提供する。

  3. 電子展示会コンテンツ編集実験
    画像・解説・参考資料といったコンテンツを電子展示会形式で閲覧する手法の評価・検証を行う。

3.憲政資料(日本近現代政治史料)

概要

国立国会図書館の憲政資料室では、幕末期から現在に至るまでの政治家や官僚、軍人などが手許に置いていた文書類(日記、書翰、執務資料等)を所蔵している。憲政資料と呼ばれるこれら資料の中から代表的なものを時代別、テーマ別に電子展示するとともに、どのようなものが展示されているかが検索できるようになっている。また、旧蔵者別に整理された各資料群について、その概要が検索でき、さらに、各資料群に含まれる個々の資料についても、一部実験的に検索できるようにしてある。電子展示会では、自由民権運動が展開していくきっかけとなった「民撰議院設立建白書草稿」や明治憲法制定の審議の際に使われた「大日本帝国憲法草案」など52タイトルを収録した。

実験の内容と目的

  • 入力
    非接触入力デバイスであるデジタルカメラを使用し、資料の劣化を最小限に抑えてデジタル化を行う。

  • 電子透かし入力
    違法コピーなど著作権の保護についての取り組みとして電子透かしを埋め込み、その有効性を検証する。

  • 検索システム
    電子展示会出展資料の「項目による検索」と「フルテキスト検索」、憲政資料の資料概要及び資料目録3種類(イメージ情報無し)計約3000件からの「項目による検索」と「フルテキスト検索」をそれぞれ行う機能を構築し、実験をする。

  • 閲覧・検索インターフェイス
    直感的に操作できる、使用しやすいインターフェイスについて検証する

(参考)

プロジェクトの体制
参加会員:
NTTラーニングシステムズ株式会社
凸版印刷株式会社
日本写真印刷株式会社
西日本電信電話株式会社
富士ゼロックス株式会社
株式会社アルファインターネット
株式会社写真化学
同志社大学

資料所蔵機関及び協力機関(五十音順)
大阪府立中之島図書館
国立国会図書館
東京国立博物館
同志社大学言語文化教育研究センター

お問い合わせ先
国立国会図書館 総務部 企画課 電子図書館推進室
TEL(代表):03-3581-2331 内線2273

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