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トップ > イベント・展示会情報 > 第23回 関西館小展示「犬も歩めば本になる ―歴史から研究・物語まで―」

第23回 関西館小展示「犬も歩めば本になる ―歴史から研究・物語まで―」

第23回関西館小展示チラシ
クリックすると拡大します(PDF: 3.25MB)

古来、私たち人と共に生きてきた犬。

第23回の関西館小展示では、人と深く関わってきた犬の様々な側面をご紹介します。

最初に人と暮らし始めた動物として、犬は、人から影響を受けて今の犬になり、一方、人もまた犬を愛し、影響を受けてきました。

犬と人の紡いできた歴史、犬が人と暮らすことで獲得してきた多様な形質、飼い犬と人の暮らし方の変遷はもちろんのこと、生物学や医学的な犬の研究、盲導犬や警察犬からタレント犬まで色々な職業で人のために働く犬、古今東西の作家が描いてきた犬に至るまで、身近だけれど奥深い犬という生き物について、本や雑誌約100点を用いてお伝えします。

戌年である今年、本を通して犬に触れ、私たちと犬との関わりをご覧になってはいかがでしょうか。

展示資料紹介

犬と関わる
(1) 『おもちや十二支. 乾,坤』川崎巨泉 画. だるまや書店, 大正7-8【403-112】

おもちや十二支. 乾,坤の挿画

十二支にちなむ動物おもちゃをそれぞれ集めて描いた木版画12図からなる和紙和装本です。著者の川崎巨泉(かわさき きょせん)は、堺(大阪府)の人で、浮世絵師中井芳瀧(なかい よしたき)の門人であり、郷土玩具を専門に描く画家として明治から昭和にかけて活躍しました。展示箇所には犬張子(いぬはりこ)、伏見人形の犬、大和法華寺のお守り犬など大小15種16匹の犬のおもちゃが、にぎやかに配置され、鮮やかな色で摺られています。

犬を飼う
(2) 『犬の飼ひ方』高橋虎雄 著. 文化生活研究会, 大正15【564-72】

犬の飼ひ方の表紙写真

大正14(1925)年に東京放送局(現日本放送協会(NHK))が放送した犬の飼い方講座に対する大きな反響を受け、翌年、一般家庭向けに刊行されました。犬種やしつけ、食性、住環境から病気まで、一通り概論しています。目次には「仔犬の第一の敵、蛔蟲(かいちゅう)退治の法」、「犬は何ヶ月で學齢に逹するか」など、時代を感じさせる言葉が並びます。著者は犬語の研究者でもあり、最終講では犬の鳴き声の種類と意味について解説しています。

犬を学ぶ
(3) 『犬を科学する』石橋晃, 板橋久雄, 桜井富士朗, 島田真美, 祐森誠司, 本澤清治 監修. 養賢堂, 2017.4【RB651-L303】

小動物栄養研究会の活動を基に、犬についての研究全般を分りやすい語り口で著した概説書です。犬の歴史、遺伝、品種、飼育状況、体の仕組、行動や認知の仕方、健康と病気、食べ物、動物福祉など、犬とはどんな動物かを知るための知識を幅広く紹介しています。巻末の「飼い主のそこが知りたいQ&A」では、飼い主が気になる犬の様々な疑問が簡潔に解説されるなど、犬について知りたい人だけでなく、犬の飼い主にとっても役立つ本になるよう意図されています。

犬が働く
(4) 『働く犬たち』メリリー・ウェイズボード, キム・カチャノフ 著 ; 佐倉八重 訳. 中央公論新社, 2003.5【RB651-H51】

北米、ヨーロッパ、アフリカなど、世界各地で働く21匹の犬たちの一日をドキュメンタリー形式で切りとって紹介しています。盲導犬や介助犬のように、仕事の内容が比較的知られている犬たちばかりではなく、ヘリコプターから飛び降りて溺者を救助するイタリアの水難救助犬、火災現場で匂いを嗅ぎあて、放火事件の解決に貢献するイギリスの放火探知犬など、様々な任務を帯び、人間の片腕として活躍する犬たちが登場します。犬たちの仕事内容だけでなく、犬の性質や性格を活かした訓練法や信頼関係の深め方についても本文中で言及されています。

犬を描く
(5) 『百々世草. 第2巻』神坂雪佳 著. 山田芸艸堂, 明治42【406-32】

百々世草. 第2巻の挿画

菊の異名「百々世草」(ももよぐさ)をタイトルに冠した多色木版摺の図案集。明治中期以降に京都で活躍した図案家、日本画家である神坂雪佳(かみさか せっか)の作品です。雪佳は、琳派の作風とモダンな要素を併せ持つ作品を残し、近代の琳派界で大きな足跡を残しました。その中でも展示資料は代表作の一つに数えられています。展示箇所のタイトルは「狗児」(くじ)。かたつむりに釘付けの白い仔犬と、かれに寄り添う茶色い仔犬の姿形は、竹の硬質な質感と対照的に丸く柔らかく描かれています。その柔らかな姿と、全体の構図が印象的な作品です。

(6) 『忠犬ハチ公物語』岸一敏 著. モナス, 昭和9【657-118】

ハチの主人・上野英三郎(うえの ひでさぶろう)の門下生であった著者が、渋谷駅の初代ハチ公像の建造と同年に出版しました。忠犬ハチ公の逸話の詳細と、それに対する社会の反響が物語調の平易な文体で記され、巻末にはハチ公に寄せられた手紙の数々も収められています。『純情美談 忠犬ハチ公』(1934)というレコードにはハチの肉声が収録されていることが知られていますが、著者はこのレコードの制作にも携わりました。

日時 2018年 2月22日(木) ~3月20日(火) 9:30~18:00 ※日曜を除く
会場 国立国会図書館 関西館 地下1階閲覧室
参加費 無料
お問い合わせ先 0774-98-1341 (関西館資料案内)