- 日時
-
2012年
3月9日(金)
~
3月28日(水)
10:00~18:00
※日・祝・第三水曜除く - 会場
- 国立国会図書館 関西館 地下1階 大会議室
- 参加費
- 入場無料
ビジュアル雑誌の明治・大正・昭和(関西)
(終了しました)


風俗画報 118号 臨時増刊「大海嘯被害録 上巻」 明治29(1896)年7月10日 東陽堂<雑23-8>
富岡永洗画。写真の報道使用が実用化されていないため、明治三陸沖津波を石版で表現。

婦人グラフ 3巻5号 大正15(1926)年5月 国際情報社<雑51-38>
竹久夢二画の表紙。

満洲上海大事変画報 第3輯 昭和7(1932)年3月 国際情報社<Z051.4-Ko3>
写真による戦争報道だが、色の修正を施してあり、絵のように見える。
テレビもインターネットもない時代、雑誌は貴重なメディアでした。単行本よりも早く、新聞よりもまとまって、たくさんの情報を定期的に伝えてくれる雑誌。特に、絵や写真といったビジュアル面で、雑誌は人々の「見たい」という期待を一身に背負っていました。災害、戦争といった国をあげての一大事から、皇族や著名な俳優の顔、ファッション、子ども向け雑誌、美術、写真…明治・大正・昭和の雑誌には大衆文化とともに、人々の心をとらえたビジュアル表現が華開いています。
また、「よりリアルなものが見たい」という要望に応え、印刷技術も進化しました。絵から写真へ、白黒からカラーへ、より多く、より速く。現代ではもう使われなくなった技術もあれば、現代の技術につながる大発明もありました。雑誌を舞台として、ビジュアル表現のための印刷技術も試行錯誤が重ねられ、その誌面には印刷史の貴重な足跡が残されています。
本展示会は、国立国会図書館の膨大な蔵書の中から、ビジュアル表現が特徴的な雑誌を約190点集め、大衆文化を縦糸に、印刷技術を横糸に構成しました。
- 出展予定資料リスト[PDF file: 285KB]
- 出展資料の解説[PDF file: 1.11MB]
- 本展示会の校閲を担当した森啓氏の論文「複製化のための印刷技術の開発」[PDF file: 437KB]
フロアレクチャー:
平成24年3月10日(土) 14:00~
平成24年3月17日(土) 14:00~
(40分程度)
当館展示担当職員が説明します。事前申込み不要です。受付にお集まりください。
関連刊行物 『国立国会図書館月報』「近代の印刷技術」のご案内:
本展示会の導入部分でご紹介する、ビジュアル雑誌を支えた印刷技術について、『国立国会図書館月報』で詳しく取り上げています。
- 金属凸版(手描き腐食版)、木口木版→no.608 2011年11月号 pp.20-23
- 平版(石版)、多色平版(石版)、コロタイプ、網目写真版→no.609 2011年12月号 pp.10-13
- 三色版・原色版、グラビア印刷、オフセットとHBプロセス→no.610 2012年1月号 pp.13-15
関連刊行物 『国立国会図書館月報』のご案内:
本展示会の見どころを紹介しています。→no.610 2012年1月号
関連刊行物 『国立国会図書館月報』「日清戦争を描いた雑誌」のご案内:
本展示会に関連して、日清戦争報道における『日清戦争図絵』と『日清戦争実記』でのビジュアル表現についての考察です。→no.611 2012年2月号 pp.12-20
- お問い合わせ先
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国立国会図書館関西館総務課総務係
0774-98-1223(直通)
