ホーム > 採用情報 > 先輩からのメッセージ > 関西館収集整理課 大川内 篤(平成14年度入館)(平成29年度職員採用説明会(平成30年2月~3月開催))

国立国会図書館職員 先輩からのメッセージ

関西館収集整理課  大川内 篤

  • 平成14年 4月 入館(Ⅱ種)、収集部国内資料課
  • 平成16年 7月 総務部会計課
  • 平成21年 4月 調査及び立法考査局財政金融課
  • 平成23年 7月 総務部人事課(平成24年4月~ 係長)
  • 平成27年 4月 関西館文献提供課(平成27年7月~ 係長)
  • 平成28年10月 関西館収集整理課(係長)

はじめに

大学では、企業会計を専攻していましたが、専攻をいかせる仕事に就きたいという思いがあまり湧かず、好きなことを仕事にしたいと思い、子どもに携わることができる仕事を様々見て回りました。国立国会図書館では、国際子ども図書館で仕事ができる機会があるため、採用試験を受けることとし、運よく拾ってもらうこととなり、現在に至ります。

入館後は6つの部署を経験しました。今回は、それらの部署のうち、2年3か月在籍した財政金融課と、現在の収集整理課の業務について紹介いたします。

調査及び立法考査局財政金融課

私が財政金融課に異動した時は、リーマン・ブラザーズが経営破綻してから間もない「世界金融危機」とも呼ばれる時期で、国会議員等からリーマン・ショックに関する調査の依頼が日々舞い込み、追われるように調査結果の回答を作成していた記憶があります。

異動当初に作成した依頼調査の回答は、今振り返れば反省すべき点もあるように思いますが、件数を重ねるごとに、また上司や同僚の助言をいただくごとに、よりよい回答を作成できた実感を得ることができるようになりました。そうなると面白いもので、少しずつでも知識を広げようと思い、何を参照すれば、必要な情報が得られ、少しでも早く回答を作成できるかを考えました。2年3か月のキャリアは、調査員としては短い方ですが、集中してポジティブに過ごしてきたように思います。

関西館収集整理課

収集整理課では、関西館で所蔵する資料を購入、整理しており、私の所属する収集第二係では、外国で刊行された資料(図書・雑誌・新聞等)の購入を担当しています。

具体的には、入札等を経て、書店へ購入する資料を発注し、納入された資料を受け入れ、請求書に基づき支払処理をするという業務です。海外オンライン電子ジャーナルの契約を担当しているのもこの収集第二係です。

資料の購入は、会計法令にのっとって行う必要があり、思いもよらず、会計課調達係での経験をいかすことができています。

また、この係では、当館の利用者と接する機会はほとんどなく、書店の営業担当者を主とした民間企業の方と接することが圧倒的に多くなります。

多くの方がイメージする図書館職員の仕事とは異なるかもしれませんが、いい経験ができています。

当館職員を目指す方へ

このメッセージを執筆するに当たり、『国際子ども図書館で仕事がしたくて入館したんだよなぁ』と改めて思いました。キャリアを振り返ってみると、大学での専攻が大きく影響しているのか、お金絡みの部署に携わることが多い図書館人生でした。これから先、国際子ども図書館で仕事をする機会があるかどうかは分かりませんが、仮に働く機会がなかったとしても、様々な機会を経験することができ、得るものが多い職場であると思います。当館での携わりたい業務に大志を抱きつつも、全く異なったキャリアを送ることもなかなかいいものです。こんなメッセージでも、お読みいただいた方が図書館への就職を考えるキッカケになれば幸いです。