ホーム > 採用情報 > 先輩からのメッセージ > 電子情報部電子情報企画課 山口 聡(平成14年度入館)(平成29年6月掲載分)

国立国会図書館職員 先輩からのメッセージ

電子情報部電子情報企画課  山口 聡

平成14年4月
入館(Ⅱ種)、調査及び立法考査局国会レファレンス課
平成16年1月
調査及び立法考査局経済産業課
平成28年4月
電子情報部電子情報企画課(係長)

はじめに

入館後最も長く経験した経済産業課の仕事と、現在の電子情報企画課の仕事を紹介します。それぞれ、仕事内容は異なりますが、いずれも広い視野に立って、社会に貢献している実感を得ることができ、大変やりがいがあります。

経済産業課の業務

経済産業課は3つの班に分かれており、私は、エネルギー班(2~3名)の一員として、一貫して、資源・エネルギー分野の調査に従事しました。

最も中心的な仕事は、国会議員等からの依頼に応じた資料等を用意して、回答することです。回答方法は依頼者の要望に応じて様々で、報告書としてとりまとめて、資料とともに提供する場合のほか、議員会館を訪問して、直接、国会議員等に説明する場合もあります。政党や超党派の会議に参加して説明する機会もあります。特に、福島原発事故後は、依頼件数が急増し、大変忙しいながらも、充実した日々を送ることができました。

依頼が少ないときには、担当分野のレポート(『調査と情報-ISSUE BRIEF-』『レファレンス』等)の執筆を進め、計画通りに刊行できるよう努めました。また、分野横断的な総合的な調査(地球温暖化、経済分野の規制改革、インフラ・コンテンツ等の海外展開、東日本大震災からの復興)にも参加し、他の課の調査員と協力して、原稿を執筆し、その内容を国会議員やその秘書等を対象に報告する機会もありました。

このほか、フィンランドとスウェーデンのエネルギー政策に関する調査を行うため、これらの国々の政府、地方自治体、民間機関等を訪問する機会もありました。資料ではわからない現地のエネルギー事情を把握するのに役立ちました。

電子情報企画課の業務

電子情報企画課では、国内における分野横断のデジタルアーカイブ連携に向けて、内閣府知的財産戦略推進事務局の「デジタルアーカイブの連携に関する関係省庁等連絡会及び実務者協議会」の開催に協力しました。これまで、図書館、博物館、美術館等は、それぞれの分野ごとにデジタルアーカイブの連携を進めてきましたが、国のレベルで、分野を横断した検索を可能にして、外国人を含む利用者に、もっと日本のコンテンツを活用してもらおうというスケールの大きなプロジェクトです。現在、有識者からの意見聴取や関係機関との打合せを通じて、国の分野横断的な統合ポータルの構築に向けた課題を整理する仕事をしています。

また、当館は、論文や研究データ等の電子データへの永続的なアクセスを可能にする取組を進めるために、「ジャパンリンクセンター(JaLC)」という組織を共同運営し、DOIと呼ばれる国際的な識別子を電子データに付与する取組を推進しています。この業務との関連で、米国に出張し、国際会議に出席する機会もありました。世界中の専門家・実務家の話を聞くことができ、とても刺激的でした。

当館職員を目指す方へ

国立国会図書館には多種多様な仕事があり、様々な専門分野や経験を活かして活躍する場があります。是非、国立国会図書館という選択肢を考えてみてください。

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