ホーム > 採用情報 > 先輩からのメッセージ > 収集書誌部逐次刊行物・特別資料課 石澤 文(平成16年度入館)(平成27年8月掲載分)

国立国会図書館職員 先輩からのメッセージ

収集書誌部逐次刊行物・特別資料課  石澤 文

平成16年4月
入館(Ⅱ種)、総務部人事課
平成18年4月
主題情報部人文課
平成21年6月
総務部企画課
平成23年4月
収集書誌部逐次刊行物・特別資料課(平成24年10月~ 係長)

はじめに

私が当館を志望するようになったのは、利用者の調べものを支援するレファレンスサービスの存在を知り、図書館サービスの幅広さに感銘を受けたことがきっかけです。

以下では、私がこれまでに経験した業務のうち、司書業務についてご紹介します。

人文課での仕事

主題情報部(平成23年10月、利用者サービス部に組織再編)人文課では志望理由でもあったレファレンスサービスに従事することができました。カウンターや電話、地域の図書館経由等で受ける利用者からの質問は想像以上に多様でした。利用者が求める情報にたどりつけず、申し訳ない気持ちになることも多々ありましたが、利用者の役に立てたときの達成感はひとしおでした。レファレンスサービスの一環として、日々の問合せ事例の積み重ねをもとに「調べ方案内」などのコンテンツを作成しており、そうした知識の蓄積のおかげで私自身も学ぶことができました。

また、利用者の目にはつきにくいですが、レファレンスサービスを支え、利用者の調べもの環境を整える仕事として、参考図書(辞書・事典、目録等)の選書や傷んだ資料の簡易補修、資料配置の見直しといった業務もありました。人文課では布川文庫や蘆原英了コレクションといった特別コレクションを所管しており、コレクション資料の展示等で雑誌の創刊号や明治時代の錦絵などに触れる機会もありました。

逐次刊行物・特別資料課索引係での仕事

私が現在働いている索引係では、雑誌記事索引という記事・論文のデータベースを作成し、管理・提供しています。雑誌記事索引の目的は、雑誌記事や論文を探す人々が効率的に必要な情報にたどりつくための手段を提供することです。当館所蔵の国内刊行雑誌のうち、約1万1千誌を対象に、1年に約38~40万件の記事書誌データを作成しています。入力作業の大部分は外部委託しており、職員は外部委託作業の監督や品質のチェックを行っています。

そのほか、記事書誌データ作成の基盤として、記事書誌データの入力ルールの検討や、雑誌記事索引の対象となる採録誌の選定といった業務もあります。入力ルールの検討や採録誌の選定では、利用者の利便性を向上させたいという思いと、予算や人手との兼ね合いのなかでしばしば頭を悩ませています。

仕事のやりがい

一口に司書業務といっても、資料の収集、書誌データの作成から利用者サービスまで、その内容はさまざまです。しかし、多くの人々が必要とする情報にたどりつくための支援を行い、各人の研究や日々の暮らしにおける課題を解決できるようにする、という目的は共通していると思います。直接、利用者の方と接する部署はもちろん、インターネットを通じて不特定多数を対象にサービスを提供する部署であっても、サービスの先にいる利用者の役に立っているという実感が仕事のやりがいになっています。

当館職員を目指す方へ

当館の業務は多様であり、また情報環境の発達とともに変化を続けています。幅広い業務の中には、当館を志望される皆さんがこれまでに培った知識や視点を活かせる分野がきっとあると思います。皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています。

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