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国立国会図書館職員を目指す皆さんへ

電子情報部電子情報サービス課 丹治 美玲

平成22年4月
入館(Ⅱ種)、資料提供部複写課
平成24年4月
総務部企画課
平成26年4月
電子情報部電子情報サービス課

はじめに

私は大学で歴史学を専攻し、司書資格を取得したこともあって図書館に興味を持ち、網羅的に資料を収集・保存し、後世に伝えるという役割に惹かれて、当館を志望しました。当館の業務は、一般的に想像される図書館の仕事よりも非常に幅広いものであり、入館後私が今まで携わった業務はそのごく一部に過ぎませんが、簡単ながらご紹介します。

複写課での業務

入館して最初の2年の間に、資料提供部(現:利用者サービス部)複写課の館内複写係と複写調整係という二つの係を経験しました。館内複写係では主に館内の複写カウンターで複写申込みの受付を担当し、複写調整係では、それに加えて、当館の複写業務と関係する著作権に関する応対や、出版物・テレビ番組等の中で当館の資料のコピーを使いたい、という際の申請窓口なども担当しました。

権利者と利用者のバランスをとることが求められる「著作権法」という法律を運用することの難しさを肌で感じながらも、複写カウンターで利用者の方と接し、複写申込みの受付を通じて様々な資料に触れたり、申請窓口で当館の資料を材料の一つとして新たな著作物が作られる様子を垣間見たりといった、様々な経験をすることができました。

企画課での業務

入館3年目に館の将来計画の策定に関する事務を行う総務部企画課企画係へ異動しました。ちょうど、館のビジョンを新たに定めようという動きがあり、将来構想会議が設置されて企画課がその事務局を担当し、半年から1年ほどかけて「私たちの使命・目標2012-2016」及び「戦略的目標」を策定しました。また他にも、当館と協力協定を取り交わした国立情報学研究所(NII)や科学技術振興機構(JST)との会合の運営や、「データベースフォーラム」というイベントの運営、企画課のもう一つの係である評価係が担当している利用者アンケート業務への参画など、館内のいくつもの部署との連絡調整が必要な業務に携わりました。

将来計画の策定等に関わることで、実務から一歩引いた立場で館の業務を把握し、また館の意思決定のプロセスについての知識を得ることができたことは、私にとって貴重な経験になったと思います。

次世代システム開発研究室の業務

平成26年4月に電子情報部電子情報サービス課次世代システム開発研究室に配属になりました。次世代システム開発研究室は、外部の研究者の方のご協力も得ながら、新しい要素技術について調査研究を行い、当館のサービスへ取り入れられるか検証する部署です。平成25年度はNDLラボというサイトで「電子読書支援システム」・「翻デジ」・「NDLラボサーチ」という実験的なサービスを公開しました。私はまだ異動したばかりで、ITに関する基礎的な知識を日々勉強しているところですが、今後は、複写課・企画課で得た知識も活かしつつ、次世代システム開発研究室で調査研究に取り組んでいきたいと考えています。

おわりに

以上、当館の業務の一端をご紹介しました。当館の仕事に興味を持ってくださった皆さんと、いつか一緒に仕事ができれば嬉しく思います。

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