ホーム > 採用情報 > 先輩からのメッセージ > 関西館アジア情報課 濱川 今日子(平成16年度入館)(平成26年12月掲載分)

国立国会図書館職員を目指す皆さんへ

関西館アジア情報課 濱川 今日子

平成16年4月
入館(Ⅱ種)、調査及び立法考査局国会レファレンス課
平成17年10月
調査及び立法考査局外交防衛課
平成23年4月
関西館アジア情報課

はじめに

現在、関西館アジア情報課において、主に中国語圏の資料・情報を扱う仕事をしています。その前には、調査及び立法考査局(以下、調査局)の国会レファレンス課及び外交防衛課で国会議員の立法活動を補佐する業務に従事していました。以下では、これまで経験した業務について簡単にご紹介します。

国会レファレンス課

初めに配属されたのは、調査局が所蔵する資料を管理する係です。業界紙、国会の会議録や答弁抄、様々な言語の新聞、雑誌など、初めて目にするものも多く、調査員がいかに幅広い資料から情報収集しているかを垣間見ることができました。

その後、国会議員等からの調査依頼を受け付ける係に異動しました。調査局にはあらゆるテーマの調査依頼が寄せられます。なじみのない言葉や概念に関する依頼は、依頼の内容を正確に把握することも、調査担当各課に伝えることも難しく、新聞に目を通し、時事に通じておくことの大切さを感じました。

外交防衛課

主題別に設置された調査各課では、ベテランであれ新人であれ、各自の担当分野を持ち、国会議員等からの依頼に基づく「依頼調査」や、国政の主要課題について論文やレポートを執筆する「予測調査」を行います。私は、外交防衛課で国際法・国際機関を担当しました。

最初は上司や先輩のアドバイスを受けながら調査の手法を学ぶのですが、やがてはみずから回答文書を作成するだけでなく、それをもとに依頼者と面談して説明したり、会議で報告したりする機会が訪れます。そのような場で質問に即答できた時には、少しの成長を実感することができました。とはいえ、調査に完璧はありません。次に同種の依頼があればより良い回答を提供できるよう、少しずつ知識を広げ、何を参照すれば必要な情報を得られるか調査の勘所を養っていきました。

アジア情報課

アジア情報課の業務は実に多様です。選書から、収集、目録作成、利用者への提供までを一貫して行います。それ以外にも『アジア情報室通報』の発行、「リサーチ・ナビ」を通じた調べ方案内の発信、アジア情報研修の開催、アジア諸国の図書館との交流など、ここには書き尽くせないほどで、優先順位や時間配分を考慮しながら任務を遂行する毎日です。

ところで、アジア情報課と聞くと、課員は皆アジア地域の言語ができるのかと思う方もいらっしゃるでしょう。確かに、当課には語学の堪能な職員が多数配置されていますし、担当地域の言語に触れない日はありません。ですが当課の業務上、語学力は唯一絶対に必要な能力というわけではなく、各自がそれぞれの得意分野を生かして働いています。

おわりに

当館には様々な役割があり、部署異動によって、それまでとはまったく性質の異なる業務につくこともあります。私自身、外交防衛課からアジア情報課に異動して、仕事の内容も進め方も大きく変わりました。一方で、外交防衛課在籍時代に学習を始めた中国語や、当時培った調べ物のノウハウが現在の業務にも役立っています。

どの部署にあっても、自分の強みや専門性、方向性を意識しながら日々の業務に向き合うことで、自己の能力を高めつつ、当館によりよく貢献できればと考えています。 意欲的な皆さんと共に働ける日を楽しみにしています。

このページの先頭へ