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トップ > 採用情報 > 国立国会図書館職員を目指す皆さんへ > 二種採用職員(平成15年度入館)

国立国会図書館職員を目指す皆さんへ

調査及び立法考査局財政金融課 加藤 慶一

平成15年4月
入館、総務部人事課
平成16年10月
総務部総務課
平成19年4月
調査及び立法考査局国会レファレンス課
平成19年10月
調査及び立法考査局調査企画課
平成20年4月
調査及び立法考査局財政金融課

はじめに

 私は現在、調査及び立法考査局(以下「調査局」)の財政金融課に所属しています。税制分野の調査を担当して5年ほどになります。調査局の調査各課の仕事は、大きく依頼調査と予測調査に分けられます。前者は国会議員等からの調査依頼に回答するもので、後者は各調査員が中長期的なテーマを決めて論文やレポートを書くというものです。以下では、私が普段仕事をする中で思うことをお伝えすることで、当館の仕事の紹介とさせていただきたいと思います。

1. 専門を大切に

 調査業務を行う中で、難しい税制について論文を書かれる専門家の方々や、議員への説明の場などで分かりやすく話をする先輩方を見るにつけ、常々感心させられます。スペシャリストの強さ、専門分野を持つことの大切さを実感します。切り口は、言語や国、あるいはコンピュータ関係に強いなど何でも構わないと思いますが、何かひとつ自分の得意な分野を身につけるようにするとよいのではないでしょうか。私も、そうなれるように研鑽を積みたいと思います。

2. 英語の必要性

 調査局の強みは、外国の事情に強いことです。実際、議員からの調査依頼でも外国に関する事項はかなり多く、回答を作成する過程で英語の文献に当たることも少なくありません。また、予測調査の一環として、外国の類縁機関や政府機関に現地調査に行く機会もあります。私も、平成25年1月から2月にかけて、2週間ほどオーストラリアとニュージーランドに出張しました。そこで痛感したのは、英語を読むだけでなく、聞く、話すといった能力の重要性です。他の言語もできるにこしたことはありませんが、まずは英語の勉強をしっかりやることが大切だと思います。

3. 仕事のやりがい

 自分の仕事の成果が直接目に見える形で使われる、評価されるといったことはそれほど多くないかもしれません。しかし、仕事の中でたくさん論文を読んだり、報告書をまとめたりするうちに、自分が日々担当分野に詳しくなり、成長していることを実感できます。そして、各調査員が専門家として成長していくことは、調査回答のレベルの向上による国政審議への一層の貢献、ひいては国民全体への奉仕にもつながるのではないでしょうか。ここに、調査局の仕事のやりがいがあると感じます。

4. 幅広い仕事内容

 私はこれまで、人事課、総務課、国会レファレンス課、調査企画課、財政金融課と5つの部署を経験してきました。具体的には、採用試験や人事異動に関すること、館の法規整備に関すること、指定文献の貸出し・複写、分野横断的な調査プロジェクトの裏方の仕事、そして専門的な調査業務と、様々な業務に携わってきました。当館の仕事の幅は、一般的にイメージされる図書館の仕事よりもずっと広いと思います。個人的には、多彩な仕事を経験できるのは、刺激的であり、とても面白いと思います。

おわりに

 以上、私が仕事をする中で思うことを綴ってみました。調査局の仕事、当館の仕事に関心を持ち、志望してくださる方がいらっしゃれば幸いです。

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