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トップ > 採用情報 > 国立国会図書館職員を目指す皆さんへ > 二種採用職員(平成11年度入館)

国立国会図書館職員を目指す皆さんへ

総務部支部図書館・協力課協力係長 白井 京

平成11年4月
入館、調査及び立法考査局調査資料課(現 調査及び立法考査局国会レファレンス課)
平成12年4月
調査及び立法考査局海外立法情報課
平成22年4月
総務部支部図書館・協力課

入館するまで

 私は、学部から大学院修士課程まで地域研究(朝鮮半島論)を専攻し、学部生の時には交換留学で韓国の大学に行き、学びました。修士課程修了後は、アカデミズムの世界に留まるよりも実際の社会の中で誰かの役に立つ仕事がしたいという気持ちが芽生え、就職することに決めました。当館を志望したのは、国会議員の立法活動を補佐するための調査業務に興味を持ったからです。

調査及び立法考査局海外立法情報課の業務

 入館してからの11年間は、調査員としての業務に従事しました。入館1年後に海外立法情報課に配属され、韓国担当として、韓国の最新の立法動向について調査したり、法律を翻訳して解説を付し、当館が刊行する雑誌『外国の立法』に掲載したりする一方、例えば政治議会課、財政金融課、文教科学技術課といった調査各課への依頼について、原語資料での調査が必要とされる場合に協力して調査したりもしました。自分が培ってきた専門能力や知識を活かして国会議員の先生方の立法活動をサポートできることから、大変やりがいのある仕事でした。(また、この間に3回の産休・育休を経ており、現在も仕事と育児を両立中です。)

翻訳協力員の業務

 海外立法情報課の業務と同時併行で、翻訳協力員として韓国語の翻訳、通訳も担当しました。翻訳協力員とは、普段は他の業務を行いながら、当館主催のイベントの際など、必要な時に通訳や翻訳を担当するお仕事です。館長が外国のお客様とお会いになる時などの通訳はさすがに緊張しますが、この経験によって当館の国立図書館としての国際交流の一端を垣間見ることができたと思います。

総務部支部図書館・協力課協力係の業務

 海外立法情報課に10年間在籍した後、平成22年4月に総務部支部図書館・協力課協力係に配属になりました。協力係では、国際協力や国内協力にかかわる幅広い業務を担当しています。実際の業務を、3つに分けてご紹介したいと思います。

海外の図書館との協力業務
 この業務を一言で表現するなら、「海外への窓口」です。海外の機関や国際機関との連絡窓口となって、英語でメール、電話等の連絡や問合せを受け、回答を作成したり、担当部署に回付したりします。これには、英語力だけでなく当館の業務全般に関する知識が必要となります。館内のさまざまな文書を英語に翻訳し、英文の校閲も行いますし、当館から国際会議に出席する職員がいる場合には登録等の手続きもします。さらに年に数回、外国から専門家を招いた講演会を企画し、裏方として様々な連絡、手配、ポスター作成等の広報や、当日の運営を担当します。また、当館は中国や韓国の国立図書館等と毎年相互に代表団を派遣して業務交流を行っていますが、その際に事務局となるのも協力係です。

国際広報業務
 この業務を一言で言うなら、「外国語でのPR」でしょうか。協力係では、「世界中の方に当館についてお知らせし、興味を持っていただけるように」と、新しいサービスのお知らせや、施設・業務、所蔵資料の紹介など、編集会議を経て選んだ記事を英訳し、「NDLニューズレター」を刊行しています。また、当館案内パンフレットの英語版中国語版韓国語版を刊行するための翻訳、校正などの事務も協力係の仕事です(中国語版や韓国語版の作成には、上述の翻訳協力員の皆さんにもご協力いただきます)。さらに、外国人対象の館内ツアーも担当し、年間約300~400名程度のお客様に英語を中心とするライブラリーツアーを行っています。

国内の図書館との協力業務
 こちらは日本語でのお仕事です。代表的なものとしては、毎年1回行われる当館館長と都道府県立図書館長等との懇談会や当館館長と大学図書館長との懇談会の開催があります。懇談会とは、お互いに最新の動向を報告し、意見交換を行うもので、ここで出された意見が、今後の当館の方向性に影響を与えることもあります。協力係では、これらの懇談会に関して、招請状の送付、会議室や会議資料の準備、懇親会の企画、手配、記録の作成にいたるまで、あらゆる裏方仕事を担当します。

 非常に幅広いですが、以上が協力係の業務の簡単なご紹介です。英語をはじめとする外国語を使うことが多く、大きな会議や講演会などの実施前になると限られた人数と時間であらゆる手配をしなければならないのが苦労するところではありますが、日本を代表する図書館の、国際社会における動きの一端を担うやりがいのある仕事だと思います。

国立国会図書館職員を目指す皆さんへ

 「T字型のキャリア」という言葉をご存じでしょうか?T字型とは、「専門性の縦軸」と「ジェネラルな横軸」を合わせたものです。自分自身の専門性を深く掘り下げて身につけながらも、ジェネラルに通用する能力の横軸も伸ばすことは、キャリアにとって大きなプラスになりますし、視野狭窄に陥ることなく国立国会図書館全体のため、ひいては国民の皆さんのために働くことにつながります。
 当館にはさまざまな仕事があり、必ずしも「自分に向いていると思う仕事」「やってみたい仕事」ができるとは限りません。だからこそ、どんな仕事でも与えられた場で全力を尽くして「横軸」を伸ばし、また、運よく専門能力を活かせる仕事を与えられた時には、じっくり取り組んで「縦軸」を伸ばすことができる柔軟性が必要とされると思います。
 専門能力をもちながらも、自分自身のキャリアを柔軟にとらえ、どんな仕事でも全力で取り組むことができる前向きな皆さん!ぜひ私たちと一緒に働きませんか?

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