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書誌データ作成ツール:分類・件名(NDLC、NDLSHなど)

国立国会図書館件名標目表の改訂について

『国立国会図書館件名標目表』(以下、NDLSH)は、当館の目録に適用する件名標目を収録するもので、昭和39(1964)年から目録作業で使用するとともに、冊子体として編集刊行してまいりました。
NDLSHについては、カード目録の時代から問題点の指摘や改善の要望がありました。また、近年、書誌情報がネットワークを通じて提供され、OPACが図書館目録の主流となる中で、主題検索は新たな段階を迎えています。
こうした認識に基づき、NDLSHの改善を実現するために、平成16年度から改訂作業を行うこととしましたので、お知らせします。

改訂の概要

  • (1)NDLSHのシソーラス化
    これまでのNDLSHにはなかった「をも見よ」参照(相互参照)を記録します。
    記録については、上位語(BT: broader term)、下位語(NT: narrower term)、関連語(RT: related term)など、シソーラスで一般的に使われている形式を採用します。
    この手法により、個々の件名標目が示す概念及び件名標目どうしの関係性を明確にし、かつ、検索の際に的確な件名標目を選択できるようにします。
  • (2)語彙の増大
    新たに出現する主題に対して件名標目の新設を積極的に行い、主題を的確に表現できるようにします。
    また、ひとつの件名標目に対する参照語の記録を増やします。これにより、個々の件名標目について、利用者が思いついた言葉で検索しやすくします。
  • (3)汎用性の確保
    『基本件名標目表』(日本図書館協会編)や『米国議会図書館件名標目表』(以下、LCSH)をも参照できる日本の標準件名標目表となることを目標とします。
    さらに、メタデータの主題検索用語としては国内外でLCSHが主に使われていますが、日本語の標準件名標目表として、NDLSHがメタデータにおいても広く使われることを目指します。

改訂の具体的な内容

  • (1)個々の件名標目に「をも見よ」参照を新たに記録します。記録の際には、シソーラスで使われている形式を導入します(例:「マス・コミュニケーション」に「BT:コミュニケーション」「NT:マス・コミュニケーションと社会」「RT:マス・メディア」を記録)。
  • (2)新主題に対応する件名標目を、積極的に新設します。
  • (3)個々の件名標目について、「を見よ」参照の数を増やします(例:「ICタグ」に「RFID」「RFIDタグ」「無線タグ」を参照語として記録)。
  • (4)件名標目としてより適切な用語を採用します(例:「架空索道」を「ロープウェー」に変更)。
  • (5)個々の件名標目に件名に対応するLCSHの用語を記録します(例:「図書館員」に「Librarians」を参照語として記録)。
  • (6)主題が地域や時代を特定している場合、地理区分・時代区分を積極的に行います。
  • (7)件名作業マニュアルを整備し、今後公開します。
  • (8)各資料に付与する件名標目を増やします。
    改訂後のNDLSH表示例
    NDLSH

(国内図書課)

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