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平成26年度遠隔利用者アンケート結果について―全国書誌データ提供

NDL書誌情報ニュースレター

NDL書誌情報ニュースレター2015年1号(通号32号)

【はじめに】

2014年6月23日から9月26日までの期間、国立国会図書館ホームページを利用されている方を対象に、全国書誌データ提供[1] に関する遠隔利用者アンケート[2] を実施しました。

このアンケートは、全国書誌データ提供サービスの拡充を図るために、国立国会図書館サーチのAPI利用NDL-OPACからのダウンロードの利用状況を把握することを目的に実施し、52名の方から回答をいただきました。

アンケート結果は以下のとおりです。

【アンケート結果】

問1 ご職業を教えてください。

回答数が52件。内訳は、会社員・公務員が12件、図書館員が27件、教職員が7件、学生・大学院生が1件、その他が5件でした。

問2 「図書館員」を選択された方におたずねします。館種を教えてください。

回答数が27件。内訳は、都道府県立・政令指定都市立図書館が1件、市区町村立図書館が5件、大学図書館(短大・高専含む)が3件、学校図書館が15件、専門図書館が1件、その他が2件でした。

問3 国立国会図書館サーチのAPIやRSS、NDL-OPACからのダウンロードを使って、書誌データを利用する頻度を教えてください。

回答数が52件。内訳は、ほぼ毎日が8件14%、週一回以上が12件、23.1%、月一回以上が8件、15.4%、年一回以上が4件7.7%、利用していないが20件、38.5%でした。

図書館員の利用頻度は、以下のとおりでした。

回答数が27件。内訳は、ほぼ毎日が3件、11.1%、週一回以上が8件、29.6%、月一回以上が1件、3.7%、年一回以上が0件、0%、利用していないが15件、55.5%でした。

回答全体でも図書館員のみの場合でも、書誌データを利用していない割合が高いことがわかりました。一方、書誌データを利用している方の多くは、週1回以上の高頻度で利用していることもうかがえました。

問4 書誌データを利用されている方におたずねします。利用方法を教えてください。(複数選択可)

回答数が32件。内訳は、国立国会図書館サーチのAPI利用が13件、40.6%、国立国会図書館サーチのRSS配信が2件、6.2%、NDL-OPACからのダウンロードが20件、62.5%、その他が5件、15.6%でした。

図書館員の利用方法は、以下のとおりでした。

回答数が12件。内訳は、国立国会図書館サーチのAPI利用が1件、8.3%、国立国会図書館サーチのRSS配信が0件、0%、NDL-OPACからのダウンロードが8件、66.7%、その他が3件、25%でした。

回答全体では、NDL-OPACからのダウンロードが最も多く利用されていますが、国立国会図書館サーチのAPIも少なからず利用されています。また、図書館員の回答では、NDL-OPACからのダウンロードが最も利用されていることがわかりました。

問5 書誌データを利用していない方におたずねします。利用していない理由を教えてください。

回答数が20件。内訳は、知らなかったが2件、10%、利用方法がわからなかったが4件、20%、必要なかったが3件、15%、利用しづらかったが2件、10%、その他が9件、45%でした。

図書館員の理由は、以下のとおりでした。

回答数が15件。内訳は、知らなかったが1件、6.7%、利用方法がわからなかったが1件、6.7%、必要なかったが3件、20%、利用しづらかったが1件、6.7%、その他が9件、60%でした。

「その他」を選択したのは図書館員だけで、理由として、以下のようなものがありました。

  • システムが対応していない。(6件)
  • コピー・アンド・ペーストが最も早く入力できる。(1件)
  • 民間MARC等を使っている。(2件)

問6 全国書誌データの提供についてご意見があれば、お聞かせください。

以下のとおり、さまざまなご意見をいただきました。

  • 図書館経費が削減される中で、書誌データにかかる経費が不要になり大変助かっている。(同様の意見がほかに3件)
  • どのように使うと便利なのか教えてほしい。(同様の意見がほかに5件)
  • 実際の活用事例や詳しい利用方法を学びたい。
  • 書誌データ利活用説明会の内容を録画して、遠隔研修サイトにアップしてほしい。
  • 内容細目、目次情報の充実や、レファレンスでの活用のためにNDCの付与を希望。(書誌データの充実に関する意見がほかに4件)
  • 出版社・レーベルによって、書誌データが完成するのが遅いものがある。新刊のデータアップが市立図書館より遅いので、できればもっと早くしてほしい。(書誌作成のスピードに関する意見がほかに3件)

【おわりに】

今回のアンケートでは、回答者の半数以上が当館の書誌データを利用しているが、図書館での利用がまだまだ少ないこと(図書館員の中では4割程度にとどまり、その理由としては、システムが未対応との回答が多かった)、また特に、国立国会図書館サーチのAPI利用が少ないこと(回答の7割ほどがNDL-OPACからのダウンロード)がわかりました。APIは、目録作成や選書リスト作成などに便利な機能なので、より一層使っていただけるような取組みを進める必要があると感じました。

このほか、これまでのアンケート結果と同様に書誌データの内容の充実や提供までのスピードに対する要望がありました。また、遠隔研修やAPI利用の研修など新しい取組みへの要望があることがわかりました。

当館は、書誌データ利活用説明会やホームページコンテンツの拡充など、当館の書誌データを利用していただくための取組みを進めています。引き続き、利活用の促進に努めてまいります。

最後に、アンケートにご回答いただいた方に感謝申し上げます。

(収集・書誌調整課)

[1] 国立国会図書館では、収集した国内出版物・電子書籍の標準的な書誌情報を、全国書誌データとして広く国内外に速報しています。公共図書館や学校図書館など非営利の機関であれば、国立国会図書館サーチやNDL-OPACから全国書誌データを無償で入手し、ご利用いただけます。利用方法などの詳細は、ホームページをご覧ください。
http://www.ndl.go.jp/jp/data/data_service/jnb/index.html,(参照 2015-02-10).

[2] 全国書誌データ提供以外の平成26年度遠隔利用者アンケートの結果も、ホームページからご覧いただけます。 http://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/enquete/enquete2014_01.html,(参照 2015-02-10).


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NDL書誌情報ニュースレター(年4回刊)

ISSN 1882-0468/ISSN-L 1882-0468
2015年1号(通号32号) 2015年3月26日発行

編集・発行 国立国会図書館収集書誌部

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