平成24年度 重点目標
当館では、「活動実績評価」に基づき、ビジョンの実現に向けて、3-5年を対象として重点的に取り組む目標を設定しています。平成24年度の重点目標は、以下のとおりです。
年度終了後には重点目標の評価を行いますが、評価を客観的なものとするために、それぞれの重点目標ごとに評価指標を設定しています。これらの指標が改善・向上するよう、取り組んでまいります。
[評価指標一覧]
(PDF 150KB)
ビジョン1:国会に対するサービスをより高度なものとし、立法補佐機能をさらに強化します。
●重点目標1:「立法府のブレーン」、「議員のための情報センター」としての役割を強化します。
館外の研究者等とも連携しつつ、専門的、分野横断的な調査を充実させます。国政審議に有用な資料・情報を迅速かつ的確に国会議員に提供します。ホームページを通じ、国会において生み出される資料・情報を幅広く発信します。
ビジョン2:日本の知的活動の所産を網羅的に収集し、国民の共有資源として保存します。
●重点目標2-(1):納本制度の周知・普及活動を強化し、国内出版物の収集の強化を図ります。
●重点目標2-(2):収集した資料を適切に保存するとともに、資料保存のためのデジタル化を推進します。
資料を長期に保存するための保管環境の整備、修理・修復等の保存対策を行います。国内刊行図書等のデジタル化を進めます。
●重点目標2-(3):インターネット情報をはじめ、電子情報の蓄積・保存・提供を推進します。
インターネット等を通じて出版された民間の電子情報で、図書、雑誌等に相当するものの収集の制度化を図ります。また、国等の公的機関を対象としたインターネット資料収集保存事業を引き続き推進します。
ビジョン3:利用者が求める情報への迅速で的確なアクセスまたは案内をできるようにします。
●重点目標3-(1):図書館業務を効率化し、サービスの利便性と利用者満足度を向上させます。
資料・情報への迅速なアクセスを実現するため、業務プロセスや図書館システムの最適化につとめます。導入した新図書館システムにより、電子情報環境に対応した利用者サービスの向上を図ります。
●重点目標3-(2):館内外の情報資源を適切に整備し、効果的に提供します。
当館所蔵資料に加え、当館及び他機関が保有する様々な情報資源へ案内する一元的な検索サービスとして、「国立国会図書館サーチ」を運用し、機能強化していきます。また、新着図書等の書誌情報を迅速に、使いやすい形で提供します。
ビジョン4:利用者がどこにいても、来館者と同様のサービスが受けられるように努めます。
●重点目標4-(1):デジタル化した資料について、インターネットによる提供の範囲を拡大します。
デジタル化した資料のうち、著作権処理を行ったものを、着実にインターネットで提供していきます。また、デジタル化した資料の図書館等への送信サービスの実現へ向けた取組を進めます。
●重点目標4-(2):インターネット経由申込み複写において、利用者満足度を高めます。
ビジョン5:社会に多様で魅力的なサービスを提供し、国立国会図書館の認知度を高めます。
●重点目標5:館内外のイベント・展示会や広報活動を通して、当館の役割・活動に対する社会的な理解を深めます。
当館の役割・活動を知っていただくための広報活動を積極的に行います。国民の読書・文化活動を支援するために、講演会等の各種イベントを開催します。企画展示会および電子展示会を充実させ、所蔵する貴重な資料を広く紹介します。
ビジョン6:公共図書館をはじめとする国内の各種図書館とより密接な連携・協力を進めます。
●重点目標6:日本国内の各種図書館をバックアップするとともに、連携・協力を強化します。
全国の図書館と協力して、総合目録・レファレンス協同データベースを推進するとともに、図書館員のための研修を提供します。公共図書館等と連携・協力して、子どもの読書活動推進を支援します。また、カレントアウェアネス・ポータルを通じて図書館に関する最新の情報を発信します。地域におけるデジタルアーカイブ構築の支援等、図書館・関係機関との連携を強化します。
ビジョン7:海外の図書館との密接な連携を行い、情報の共有・交換に努めます。
●重点目標7:デジタルアーカイブにおける海外の図書館等との連携・協力を深めます。
中国・韓国の国立図書館と連携して、アジアのデジタルアーカイブの構築に取り組むなど、海外との協力を推進します。
平成24年度においては、特に次の事項を重点目標とし、取り組みます。
●重点目標(追加): 東日本大震災からの復興に資するため、国政審議を補佐するとともに、「東日本大震災アーカイブ」の構築を進めます。被災地図書館の支援を行います。
