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館長挨拶

この度、国立国会図書館長に就任いたしました。
これまで皆様からいただきました国立国会図書館に対するご支援とご協力に心から感謝申し上げます。
昭和23年(1948年)に設立された国立国会図書館は2年後に創立70年を迎えます。創設以来15名の歴代館長が築いてこられた貴重な歴史を大切に、国立国会図書館の活動がいっそう充実いたしますよう全職員と共に力を尽くしてまいります。

国立国会図書館は日本で唯一の国立図書館であり、国立国会図書館法には次のように記されています。

[前文]
国立国会図書館は、真理がわれらを自由にするという確信に立って、憲法の誓約する日本の民主化と世界平和とに寄与することを使命として、ここに設立される。
[第二条]
国立国会図書館は、図書及びその他の図書館資料を蒐集し、国会議員の職務の遂行に資するとともに、行政及び司法の各部門に対し、更に日本国民に対し、この法律に規定する図書館奉仕を提供することを目的とする。

国会の一組織として、国立国会図書館はその法律に基づいて、国民を代表する国会の審議に資するために、確かな資料に依拠した客観的な情報を提供することを最も重要な任務としています。この機能を十全に果たしうるためには、法に即して資料を収集し、確実に保存し続けることが大前提です。また、急速に進展しつつある情報のデジタル化を視野に入れ、将来を見通した図書館資料の収集・保存・提供の方法について検討し、有効な手法を取り入れることも必要です。そしていずれの場合にも常に将来を見通す長期的な視点が重要であると考えます。

本年は国立国会図書館5か年計画の最終年度に当たります。この計画は、中期ビジョン「私たちの使命・目標2012-2016」として2012年に定めたものであり、次の6項目から成ります。

  1. 国会の活動の補佐の強化
  2. 収集・保存における納本制度の充実とデジタル時代への対応
  3. 情報アクセスの向上
  4. 国の内外の関係機関との連携協力の推進
  5. 東日本大震災アーカイブの構築
  6. 透明度が高い効率的な運営管理

これらの成果を取りまとめ検証し、次期中期計画を定めることは当面の課題です。

図書館は、「時間と空間を超えて知が交流する場」といえます。
私たちは、歴史が紡いできた多くの図書資料に、今、触れることができますが、それらの資料は時間も空間も超えて存在し続けてきたものです。それらを介して、あるいはそれを核として知的な交流が生まれ、この交流を通して、私たちは過去を知り、現在を理解し、未来を築くべく意欲することが可能になるように思います。そしてそのような仕方で図書館は知識基盤社会の発展に寄与しうると考えています。
とくに国立国会図書館は、国の将来を議論する場に直接資料を提供するという極めて重大な役割を担っています。同時に、資料を広く社会に提供し、日本の知識基盤の構築に資することが私たちの使命です。
国会の図書館、唯一の国立の図書館としてこれらの役割を果たすべく、全ての職員とともに全力を挙げて取り組んでまいります。
これまでのご理解とご協力に重ねて感謝申し上げますとともに、引き続きのご支援をお願い申し上げます。

平成28年4月

羽入 佐和子

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