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館長挨拶

ごあいさつ

羽入館長の肖像写真

日頃の皆様のご支援とご協力に心から感謝申し上げます。
今年、国立国会図書館は開館70周年を迎えました。これまでの多くの方々のご高配に謹んでお礼を申し上げます。

70年前、昭和23(1948)年に、国立国会図書館が立法補佐機関として国会に設置された際、国立国会図書館法の前文にはその使命が次のように掲げられました。
「国立国会図書館は、真理がわれらを自由にするという確信に立つて、憲法の誓約する日本の民主化と世界平和とに寄与することを使命として、ここに設立される。」
国立国会図書館の理念とも解されるこの前文の意義を心にとどめて国立国会図書館のいっそうの充実に努めてまいりたいと存じます。

創立以来の70年間に社会状況は著しく変化し、とりわけ近年は、情報のデジタル化に伴って膨大な量のデジタル情報が絶え間なく流通し、資料の形態も多様化してきています。この状況の中で、情報資源を収集し保存し、それらを体系的に整理し提供することは難しくはありながらも極めて重要であると考えております。

平成29(2017)年度から中期ビジョン「ユニバーサル・アクセス2020」を開始いたしましたが、この中期ビジョンは2020年までを基盤強化の期間とし、さらにその先の創立100周年に向けて、社会の変化に対応できる体制を整えることを重視いたしました。図書館資料が時間を超えて受け継がれ、空間的な制約も超えて多くの人々がアクセスできる環境の整備を目指しています。

70周年を記念する行事としては、秋に東京本館と関西館において展示会を開催し、開館以来当館が収集してきたコレクションの一部をご紹介いたします。
また、国立国会図書館の業務の基盤である納本制度と支部図書館制度も70周年の節目の年に当たることから、それぞれの制度の意義についてシンポジウムを開催いたします。
その他、議会図書館の国際組織であるアジア太平洋議会図書館長協会(APLAP)の大会を東京本館で開催することも決まりました。
これらの企画が多くの方々に国立国会図書館をご利用いただく機会になりましたら幸いです。

70年前に崇高な理念を掲げて設置された国立国会図書館が、今後もその使命を堅実に果たすことができますよう全館を挙げて取り組んでまいります。
今後ともよろしくお願い申し上げます。

2018年 春

国立国会図書館長 羽入佐和子

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