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トップ > 国立国会図書館について > 活動実績評価 > 活動実績評価に関する有識者会議 議事概要 (平成26年6月6日開催)

平成26年度第1回 国立国会図書館活動実績評価に関する有識者会議 議事概要

1.開催日時

平成26年6月6日(金)10時00分~12時00分

2.開催場所

国立国会図書館 東京本館3階 総務課第一会議室

3.構成員

(座長)糸賀 雅児(慶應義塾大学文学部教授)
    小野 達也(鳥取大学地域学部教授)
    角川 歴彦(株式会社KADOKAWA 取締役会長)
    只野 雅人(一橋大学大学院法学研究科教授)
    田辺 国昭(東京大学大学院法学政治学研究科教授)
    辻 由美(作家・翻訳家)(欠席)

4. 国立国会図書館出席者

池本副館長、石川総務部長、石渡総務部副部長企画課長事務取扱

5. 主な会議内容

国立国会図書館からの説明
 ・平成25年度国立国会図書館活動実績評価(案)について

議事概要:平成25年度活動実績評価(案)について国立国会図書館から説明を行った後、有識者会議構成員による意見交換を行った。概要は以下のとおりである。
(有:有識者会議構成員、図:国立国会図書館)

○目標1について

有:評価について年数を経てかなり確立してきたと思う。有識者会議も国立国会図書館のPDCAサイクルに組み込まれてきた印象を受ける。

有:指標を用いた数字の評価だけでなく、文言による定性的な評価も充実している。ベトナム国会図書館との協力も国立国会図書館にしかできないところがあり、良いと思う。

有:課題と次年度の方針を記載した点を含め、従来の有識者会議での議論を踏まえた形で平成25年度の活動が評価されている。東南アジアへの協力については、行政省庁が中心となって進めており、立法府の関与が薄い印象を受けていたが、今回のベトナム国会図書館への助言・技術指導の内容を聞いて、立法府ならではのサポートの意義がわかった。

有:全体がPDCAサイクルに沿ってメリハリのある形でまとめられていて、よりわかりやすくなった。

有:2点要望がある。1点目は目標1の前に、評価全体の体系や目標値に関する説明等を記載した資料を用意してほしい。2点目は、「重点的に取り組む事業の実施状況」や「全体総括」において実績値を引用する際は、出典を明記して、指標との関係性を明確にしてほしい。

図:「平成26年度国立国会図書館活動実績評価の枠組み」で作成したものと同様の資料を用意する。2点目の御指摘にも対応する。

有:「戦略的目標に対応する評価指標・参考指標・重点的に取り組む事業の関係表」により、それぞれの関係性がわかりやすくなった。ただし、関係表を見ると目標値を持たない参考指標が多い。定量的に評価できない事業も多いとは思うが、各戦略的目標に対して少なくとも1つは目標値を持つ評価指標が必要ではないか。

有:戦略的目標1-2の「国会と国民をつなぐ事業の推進」について、国立国会図書館として国会会議録検索システムのリニューアル以外の事業を何か考えているか?

図:当館は国会議員のみならず、国民に対しても様々な情報を発信しており、行政府省のホームページに掲載された様々な立法情報へのリンクの充実といった、立法情報発信の拡充を進めている。

有:「つなぐ」について、双方向というよりも、むしろ国立国会図書館から国民に対する情報提供で一方向であるという点、理解した。
参考指標11(国会会議録検索システムのデータへのインターネット経由のアクセス数)は、1.5倍近く増えているが、何らかの理由があるのか。

図:着実に伸びている部分もあるものの、アクセス数に関しては水物のようなところがあり、何らかの理由で急増するということもある。ただ、選挙中は国会議員の先生方の発言を検索する需要があったことや、当館のこのシステムが使えるという報道の影響を受けて増加した可能性もある。

有:ちょうど憲法問題が話題になっており、関心を持った方々が多かったということではないか。関心が高い方が国会会議録検索システムにアクセスしたと思う。

有:アクセス数について、もし目標値を持つことができるのであれば、評価指標として設定することで評価もしやすいと感じた。

○目標2について

有:ビッグデータのオープン化については国として大きなテーマになっている。

有:国立国会図書館としてのスタンスはどうか。

図:当館の科学技術情報整備審議会でも、科学技術情報や多様なデータをどう取り扱うか、あるいは「知識インフラの構築」が重要な課題となっている。まずは、東日本大震災関係アーカイブの構築を進める中で、様々なデータをいかに取り扱うか、というところから検討を進められればと考えている。

有:戦略的目標2-4の「重点的に取り組む事業」(2)「「知識インフラ」構築に向けた検討」に関連して、ビッグデータを収集・保存する枠組みについて、国際シンポジウムの開催や、関係機関と連携しつつ国立国会図書館が取り組んでいる姿勢を応援したい。

有:国立国会図書館としても問題意識を持っておられ、国立情報学研究所と科学技術振興機構との間で、3機関長会談を開催されたということがわかった。ビッグデータについては、個別には著作権はないものの、データベースと同じで編集・著作権を主張される可能性も想定される。必要な調整を進めたうえで、オープン化に向けた検討を進めていくことになろう。

有:戦略的目標2-1の評価指標2「逐次刊行物の納入率」が、評価指標1「図書の納入率」よりもなぜ低いのか。

図:図書と異なり、納入率の母数となるデータがないため、基本的な書誌からサンプルを抽出して納入率を算定している。サンプルには官庁出版物や表裏1枚だけのような通信の類も入っており、督促した際にはバックナンバーがないようなものもあるので、図書よりも低めの数値となっている可能性がある。

有:戦略的目標2-5の「文化的資産の収集」について、「文化的資産の価値を有する貴重な資料」の意味する対象範囲が広いが、どのように限定するのか。また、国立国会図書館では個人情報等はどのように取り扱われるのか。現段階での状況を教えていただきたい。

図:「文化的資産としての価値を有する貴重な資料」の範囲は、寄贈資料を念頭に置いている。また、手稿等を当館に寄贈いただいたときは、個人情報や著作権法上公開しても問題ないか確認した上で、受入・利用提供の手続を進めている。

有:全体総括について元となる目標の文言を引用しただけでは具体性に欠けるので、もう少し言葉を補足すべきである。

図:表現について検討する。

有:戦略的目標2-5の「文化的資産の収集」に関連して、テレビ・ラジオの脚本・台本を収集したことは、とても良い。拡大的かもしれないが、アニメーションの絵コンテも、今後、国レベルで収集していく価値がある資料群と考える。

○目標3について

有:戦略的目標3-1の評価に、平成23年度と平成25年度のアンケート結果の比較が出ているが、差分を示す場合は、「○ポイント増」と文言を修正すべきである。

図:引き算となるので単位をパーセントポイントとして、7ポイント増という表現にする。

有:異なる年度の比較であるため、もちろん母集団も異なってくる。その上で、国際子ども図書館の差が2%というのは有意な差といえるかどうか。誤差の範囲である可能性もあるが、単純に比較して数値が上がったということを記載すれば良い。

有:アンケート調査は、どの時期にどのくらいの規模で実施するのか。

図:東京本館の場合、夏休みの最後の3日間で実施している。サンプル数は2,000人弱。

有:収集する画像のクオリティについて、フィルムの情報量と4Kの情報がほぼ同じであり、今後は図書館が扱うデジタル画像も4Kが標準になるのではないか。

有:戦略的目標3-2の「重点的に取り組む事業」(1)「デジタル化資料の図書館等への送信」については、遠隔複写や図書館間貸出しなどのサービスへの影響等、今後の推移を見守りたい。

図:サービスが平成26年1月から開始したので、直接の原因かどうかはわからないが、参考指標13「図書館等への貸出点数」などを見ると、平成24年度から25年度にかけて図書館間貸出しの点数が減少している。

有:各図書館に送信され、そこでプリントアウトできるので、この場合、サービスの普及に伴って件数が減少するのは問題ないと考える。ただし、デジタル化されている資料と、図書館間貸出しの資料の範囲が異なるので、直ちにそのサービスに移行するとは限らないとも思われる。

図:現在、大規模なデジタル化は行っておらず、紙資料の受入数の増加がデジタル化のスピードより大きいので、利用も相対的に現物貸借が伸びていくことが想定される。

有:デジタル資料の利活用に当たっては、日本でよく言われるように「無条件に自由」ということはあり得ないのではないか。デジタル資料の国際的な利用実態や、利用規約等を国立国会図書館が調査し、その結果を広報してほしい。

○目標4について

有:脚本・台本の話は目標2でも出てきて、この目標4でも記載がある。

図:文化庁と協定を結び、3つの分野において目標を立てた。1つ目はテレビ・ラジオの脚本・台本、2つ目は戦前期の楽譜、3つ目はメディア芸術分野である。1つ目のテレビ・ラジオの脚本・台本は文化庁と当館の協定を軸として進捗したため目標4に記載し、また結果として様々な資料の収集が実現したので目標2にも記載した。

有:総括的に評価する場合、達成度の評価として、達成段階に応じて「大きな成果をあげた」「着実に実行した」などと表現を変える等の工夫を検討してほしい。

有:それまでに記載した評価の記述と全体総括の記述内容が合うように言葉を補った方が良い。

図:検討する。

有:戦略的目標4-3の「重点的に取り組む事業」(2)の電子展示会で、クイズ形式を採用したことは非常に良い取組である。関連して、納本制度クイズも学生に好評である。

○目標5について

有:目標5は、総括が具体的で詳しくなっているのはわかりやすい。他の目標でも工夫してみてほしい。

○目標6について

有:関西館や国際子ども図書館の大規模な工事が予定されているが、それに伴い、休館することはあるのか。

図:国際子ども図書館について、然るべき期間は休まざるを得ない。これから詰めるが、例えば資料室移転の時はその資料室は休まないとならない。

有:以前、九州で県立図書館と県庁所在地の市立図書館も閉館してしまい、問題になったことがある。関西館は閉館しなくても大丈夫なのか。

図:まだ具体的に決まっていない。短い日数閉館するかもしれないが、長く休館することはない。

有:利用者の利便性を考えると、なるべく短期間の閉館でお願いしたい。少なくとも遠隔サービスの窓口は開けておいて、サービスを縮小してでも、継続して続けていただければありがたい。

図:御指摘のとおり、サービス休止期間をできるだけ短縮するように、継続してサービスを提供できるよう留意する。

○全体として

有:非常に大部なので、最終的に公表するときに、評価全体の概要を簡単に説明した資料を、冒頭に付けていただきたい。

図:了解した。

有:今回の有識者会議での御意見を基にした平成25年度活動実績評価に、全体像がつかめる概要を冒頭につけた上で、最終的に公表するという方針で作業を進めていただきたい。

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