国内出版物の納入率調査の結果
実際にどのくらい収集できているのかを確認するため、平成17年(2005年)刊行の出版物を対象にサンプル調査を行いました(平成19年度当館調べ。調査に用いた各目録については、『国立国会図書館月報』2008年5月号pp.10-12をご覧ください)。
[民間出版物]
納入対象外である簡易な出版物(カレンダー、手帳、日記帳等)を除くと取次経由の図書のほとんどは納入されています。一方、流通していない自費出版の図書の納入率は約7割です。
雑誌・新聞の納入率は、図書よりも少し低く、CD、ビデオ、DVDといった音楽・映像資料の納入率はさらに低い状況です。

[官庁出版物]
販売されている政府刊行物のほとんどは納入されています。一方、審議会・調査会の答申・審議資料、調査研究報告、執務参考資料といったいわゆる内部資料も含めた場合は納入率が低くなっています。
地方公共団体の出版物の納入率は、1割から9割まで、自治体によってばらつきがあります。

[大学の出版物]
全体で8割弱という納入率でした。私立大学よりも国公立大学の方がやや低い結果となっています。
紀要のような定期刊行物は納入されていることが多いのですが、講演会報告、調査研究報告といった非継続資料の納入率が低い状況です。また、人文・社会学系の学部と比較して、理工学系、医学・薬学系の学部の編集する資料の納入率が低いことが分かりました。
