第19回保存フォーラム
第19回保存フォーラムの終了
平成20年9月11日、図書館における害虫対策をテーマとして、第19回保存フォーラムを東京本館にて開催しました。参加者は、図書館・文書館等から48名、当館職員38名、計86名でした。
フォーラムでは、東京文化財研究所の木川りか氏を講師に迎え、図書館における総合的有害生物管理(IPM)の考え方、プログラムの組み立て方、及び内外の実践例を紹介いただきました。加えて当館資料保存課宇野理恵子より、平成18年10月から一年間実施した粘着トラップによる調査結果とその課題について報告を行いました。
質疑応答では、参加機関の虫害状況・取組みの紹介、各殺虫・防虫方法の特徴及び留意点、防虫剤の使用の適否、トラップモニタリング調査の留意点等が話題となりました。
また、会場の一角に展示コーナーを設け、文化財害虫の標本、調査に使用するトラップ、脱酸素剤を使った殺虫法の見本等関係資料を展示しました。
配布資料等
- プログラム[PDFfile:155KB]
- 講義「図書館における総合的有害生物管理(IPM)とは」[PDFfile:222KB]
- 報告「国立国会図書館におけるトラップモニタリング調査報告」[PDFfile:932KB]


第19回保存フォーラムのご案内
害虫を入れない・増やさない
—図書館における総合的有害生物管理—
紙の資料を食害する害虫への対応策としては、従来は殺虫処置に重きがおかれていました。しかし近年は、薬剤にできる限り頼らず、清掃や目視点検等により有害生物の発生を抑えるための環境を日常から整えることを目指すIPM(Integrated Pest Management 総合的有害生物管理)が文化財保護において普及してきています。
IPMは、国立博物館等一部の機関ではすでに実施されて効果を上げていますが、国立国会図書館を含め多くの図書館等ではその段階にまで至っていないのが現状です。今回のフォーラムでは、実務者を対象に、IPMについて理解を深めるため、国内のIPM研究の第一人者である木川りか氏(東京文化財研究所保存修復科学センター生物科学研究室長)の講義と国立国会図書館が一昨年から昨年にかけて行ったトラップ(捕虫)モニタリング調査の報告を行います。
| 日時 | 9月11日(木) 午後2時〜5時 |
|---|---|
| 会場 | 国立国会図書館東京本館 大会議室 |
| 内容 |
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| 定員 | 50名 |
| 申込方法 | 電子メールかFAXで、(1)氏名、(2)所属機関名、(3)所在地、(4)電話番号、(5)電子メールアドレスを明記の上、9月4日(木)(締切を延長しました)までに、以下の申込先にお申し込みください。参加費は無料です。 国立国会図書館収集書誌部資料保存課 FAX:03(3581)3291 電子メール:hozonka@ndl.go.jp |
| 問い合わせ先 | 収集書誌部 資料保存課 電話 03(3506)3356(直通) |
| 案内ビラ | PDF版 |
