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所蔵資料に対する手当て

紙資料への対策

 現在、国立国会図書館では製本および修理・修復業務は、「資料保存課職員によるもの」「館外施工業者によるもの」と、2つに分類して行っています。
 職員による作業は、資料保存課の資料保存担当の専門職員が、専門的な判断と技術を必要とする修理・修復を資料1点ずつの特性や状態に応じて行っています。
 館外施工業者による作業は、均一な仕様で量産しやすい、逐次刊行物の合冊製本や、補修等を委託しています。対象は、主に東京本館、国際子ども図書館ならびに関西館で所蔵する、国内逐次刊行物、国内・外国刊行新聞です。

製本および修理・修復業務実績

国立国会図書館年報の統計(統計11 資料保存統計)をご覧ください。
http://www.ndl.go.jp/jp/publication/annual/index.html

マイクロ資料への対策

 マイクロフィルムは、大きくは画像を形成する層、バインダ、支持体(ベース)の3つから構成されます。フィルムの支持体がTAC(セルロースエステル)ベースのものの劣化(酢酸臭がする、フィルムの表面がべとつき、わかめのように曲がる等)が1980年代後半から問題となってきました。その後、調査の結果、TACベースのものは高温、高湿、または密閉された環境下にあると急速に劣化が進むことがわかりました。TACベースフィルムの劣化を防ぐためには低温低湿で保管し、定期的な検査と酢酸の放散処置(注)を行う必要があります。黒白フィルムでは、主として1950年代から80年代に作られたものがこれに該当します。国内では、黒白フィルムの支持体は1990年代前半に化学的に安定し長期保存が期待できるPET(ポリエステル)ベースに全面的に切り替わりました。
 当館では、平成16年度から平成20年度までの5ヵ年計画で、劣化しやすいTAC ベースフィルムが使用されていた時期のマイクロ資料の緊急劣化対策を外部専門業者に委託して行いました。内容は、フィルムに影響する酸性紙製の包材を中性紙製の包材に交換し、ロール・フィルムは放酸のため巻返しを行い、併せて、劣化状況を調査しました。そして、問題があったマイクロ資料のクリーニングおよび再作製を行いました。
 また、平成19年にはマイクロフィルムの長期保存をテーマに保存フォーラムを、平成23年には、「図書館・文書館におけるマイクロフィルム・写真の取扱い及び保存」をテーマに資料保存特別研修を開催しました。

<参考>
第18回保存フォーラム「第18回保存フォーラム「マイクロフィルムを長期保存するために」
資料保存特別研修「図書館・文書館におけるマイクロフィルム・写真の取扱いと保存」

<注>
マイクロフィルムの保存条件や検査方法、TACベースフィルムの放散処置の詳細については次の資料をご参照ください。

  • 『マイクロフィルム保存の手引:大切なマイクロフィルムのためにぜひ知っておきたい』日本画像情報マネジメント協会 (2005)
  • JIS Z 6009:1994 銀−ゼラチンマイクロフィルムの処理及び保存方法

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