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トップ > 国立国会図書館について > IFLA/PACアジア地域センター > IPN目次(日本語訳) > IFLA-PAC各地域センターの動向(「PAC NEWS」IPN No.32 2004年5月より)

IFLA-PAC各地域センターの動向(「PAC NEWS」IPN No.32 2004年5月より)

ブルーシールドニュース 文化緊急対策に関するプレスリリース(2004年3月3日、臨時発行)

バグダッド大学図書館に対する文化財緊急事態対策基金(Cultural Emergency Response)の最初の活動

 イラク戦争で被害を受けたバグダッド大学中央図書館に対する同図書館閲覧室の改修のために25,000ユーロを投入するという文化財緊急事態対策基金(Cultural Emergency Response、以下「CER」という)の最初の援助活動がこのほど終了した。
 オランダのクラウス王子基金(The Prince Claus Fund)とブルーシールド国際委員会の共同イニシアティブであるCERが資金を配分した。戦争とその後の略奪によるイラク国内の文書館と図書館の被害に関するJean-Marie Arnoult氏(フランス国立図書館)の報告を受けて、閲覧室の改修援助の決定がなされた。イラクの文書館・図書館事情に通じているArnoult氏は、昨年7月の第2次ユネスコ使節団に参画し、帰国後、援助活動に関する数々の提言を行った。
 CERからの資金は机や椅子、コンピューター機器を購入するのに使用された。連合軍暫定当局の図書館顧問であるWishyar Muhammed氏は、閲覧室の改修の必要性を明らかにし、備品や機器の調達のための便宜も図った。
 Muhammed氏は、「昨年4月のフセイン政権崩壊の後、官庁や公共施設だけでなく大学、図書館そして博物館も略奪や放火のような野蛮な行為の脅威にさらされた。これらの施設にはバグダッド大学中央図書館も含まれ、二度と再開されないだろうと、我々は絶望した。しかし、図書館を救うことに高い関心を持ってくれたイラク人の、そして人類の文化・文明にとってのよき友人たちからの援助のおかげで、図書館の改修が可能になった。図書館閲覧室費用としての 25,000ユーロを拠出してくれたCERもその一人である。この図書館の代表としての、またバグダッド連合軍暫定当局図書館顧問としての私自身から、そして大学のすべての学生や職員、大学長に代わって、CERとオランダの人々に対し心から感謝の意を表する」と述べている。
 文化財緊急事態対策基金(CER)は、クラウス王子基金(Prince Claus Fund)とブルーシールド国際委員会(ICBS)の共同イニシアティブであり、2003年9月26日に設立された。CERの目的は、人的行為や自然災害がもたらす文化財の被害または破壊の際の限定的な緊急援助を提供することにある。
http://www.ifla.org/VI/4/admin/pcf-e.htm
Arnoult氏の報告に対する質問は、下記を参照。
http://www.ifla.org/VI/4/admin/iraq2407.htm

文化財の保護のためのハーグ条約の第二議定書の発効

 ブルーシールド国際委員会(ICBS)は、2004年3月9日に「武力紛争の際の文化財の保護のための条約(1954年ハーグ条約)」の1999年第二議定書が発効したと発表した。コスタリカが2003年12月9日に20番目の締約国となったため、発効に必要な20か国の締約がようやく達成したことによる。
 同議定書は、文化財保護を強化かつ明確にし、「強化保護」制度に基づく新たな文化財区分の指定を含む新基準を導入し、さらに、同条約と同議定書の履行を監視する責任を主に負う政府間委員会を設置し、文化遺産保護のための国際基金を設立するとしている。
 同議定書は、ハーグ条約の必要条件をすべて満たした。これは遡及的なものではなく、批准または加盟していない国々を拘束するものではない。同議定書の批准または加盟を既に行っている19か国(アルゼンチン、オーストリア、アゼルバイジャン、ベラルーシ、ブルガリア、キプロス、エルサルバドル、ギニア、ガボン、ホンジュラス、リビア、リトアニア、マケドニア、メキシコ、ニカラグア、パナマ、カタール、セルビア・モンテネグロ、スペイン)に、コスタリカが加わった。
 1954年ハーグ条約および1999年第二議定書の詳細は、下記を参照のこと。
http://portal.unesco.org/culture/

PACニュース

 村山隆雄氏の後任として、那須雅熙氏がPACアジア地域センター長に就任した。那須氏は、1974年10月から国立国会図書館に勤務している。
 東欧、ロシア及びCIS諸国PAC地域センター長だったGalina Kislovskaya氏が外国文献図書館(The Library for Foreign Literature)を退職したのに伴い、後任としてNatasha Goncharuk氏が就任する予定である。

Leather Conservation News

 Leather Conservation News誌の刊行が中止されることとなり、第17巻第1号(2001年)が最後の刊行物となる。第18巻以降の定期購読の更新としてすでに購読料を納めた購読者には、直接または定期購読部を通して返金される。第17巻までの定期購読者には、1年分のうち半年分が返金される。  編集長のPaul S. Storch氏は、「この決断は、出版日程に見合う十分な投稿を募集そして入手するのが大変困難になったという事情による。過去3、4年にわたり投稿数が減少したのは、類似のオンライン出版物の増加、購読機関の予算の削減、コンサバターの仕事量の増加、一部のコンサバターが査読システムのある他の出版物への発表を希望していること等々、さまざまな理由が挙げられる」と説明している。

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