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トップ > 国立国会図書館について > IFLA/PACアジア地域センター > IPN目次(日本語訳) > IFLA-PAC各地域センターの動向(「PAC NEWS」IPN No.29 2003年5月より)

IFLA-PAC各地域センターの動向(「PAC NEWS」IPN No.29 2003年5月より)

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IFLA 世界図書館・情報会議

 世界の図書館員にとって最大規模の国際的な年次集会であるIFLA大会は将来、「世界図書館・情報会議」として知られることになろう。
 IFLA運営理事会は昨年、IFLA大会の新しい名称を決め、来年(2004年)にブエノスアイレスで開催される大会から採用することになっていたが、今年8月1日から9日に開催されるベルリン大会から前倒しして使うことをこのほど採択した。新名称への変更は、専門分野の外や、大会の開催都市から、より大きな反響を得たいという目的がある。
 IFLA事務局長のRoss Shimmon氏は、「IFLAは専門分野内ではとてもよく知られているが、一般市民やメディアは我々が何者であるかをまったく知らない」と語り、「しかし、世界図書館・情報会議と書かれた横断幕や幟を見たときに、人々はそこで何が行われているかを理解するであろう」と説明した。  運営理事会は、継続性のために現在の名称(IFLA大会)を副次的に使うことを決定しているので、ベルリンにおける大会の正式名称は下記のようになる。

世界図書館・情報会議: 第69回IFLA大会および評議会(ベルリン2003年8月1日〜9日)

 委員会は、また、より大きな反響を得るために適切なら、IFLAで使用されている5つの言語以外の言語に同名称が翻訳されてもよい、としている。

キューバ

 キューバ図書館・文書館の常任委員会(2003年2月14日〜15日)
 同常任委員会にはIFLA-PAC代表として、ラテンアメリカおよびカリブ諸国PAC地域センター長であるAurelio Alvarez氏とIFLA-PAC国際センター長のMarie-Thérèse Varlamoff氏が参加した。委員会では地図の保存修復講座、キューバ歴史資料館(The Instituto de Historia de Cuba)の写真資料の保存修復、電子情報保存や予防的保存に関するワークショップなど多くの新企画が提案された。
 企画に関する詳細は、社会科学研究センターのMira Edmonds氏に問い合わせのこと(edmonds@ssrc.org)。
 キューバにおける資料保存や活動を進める上での最大の難題は、研修や指導にではなく、設備・備品の不足(金銭的事情以上に禁輸措置が深刻な問題である)にあると考えられる。にもかかわらずキューバの関係者が、資料保存を図書館・文書館が優先的に取り組むべき分野と位置づけたことに、委員会は感銘を受けた。
 なお、Marie-Thérèse Varlamoff氏は今回、ホセ・マルティ国立図書館に新たに設置された電子化のための設備を見学する機会を得た。国立図書館長によると、新たな保存修復設備が近い将来に設置される予定とのことである。

MOW「世界の記憶」

 ユネスコ「世界の記憶(Memory of the World)」の登録に関する小委員会は、2003年3月18日から19日にかけて、パリのユネスコ本部において第1回会議を開催した。
 参加者は、小委員会長のWojciech Falkowski氏、東南アジア太平洋地域視聴覚アーカイブ連合(SEAPAVAA)代表のRay Edmonson氏、国際文書館評議会(ICA)のJoan van Albada氏、国際図書館連盟(IFLA)のMarie-Thérèse Varlamoff氏、ユネスコのAbdelaziz氏とJoie Springer氏であった。40もの議案が審議され、報告者であるGeorge Boston氏が小委員会の提言を要約した。これらの提言は、来年の夏にポーランドのグダニスクで開催される MOW国際諮問委員会によって審議される予定である。

アフリカ地域における資料保存に関するICA・IFLA共同委員会(JICPA)

 IFLA新聞分科会は、IFLA-PACと共同で、2001年に行った「アフリカにおける新聞および定期刊行物の保護に関するJICPA調査」を再開することとなった。分科会は新たな調査の対象を、アフリカで刊行された新聞に限定し、すでに所蔵されているタイトルと、現在受け入れている新聞について調査することとした。新聞は、そもそも1日限りの利用を想定した短命なもので、通常は、質の悪い大型用紙に質の悪いインクで印刷されるので、長期保存はしにくいものである。したがって、媒体変換をするなどして、所蔵資料を緊急に保護する必要があるが、その場合にもできるだけ事前の高額な補修をしなくてすむ方がよい。そのためにも同分科会は、アフリカの国立または大学図書館や国立文書館におけるアフリカの新聞の所蔵状況を確認し、その保存状態を把握する必要に迫られている。
 英語および仏語の簡潔な質問票1枚が、それぞれの機関の担当者に対して電子メールまたはファックスで送信される予定である。また、新聞に関係する数多くの専門家に知ってもらうために、質問票は、IFLANETに掲載されるほか、ALPプロジェクト・レポート、International Preservation Newsそして分科会のNewsletterでも広報される予定である。
 正確な回答が得られれば、IFLA新聞分科会は、優先的にとるべき対策を決め、必要な資金を算出するために、所蔵タイトル、欠号可能性、設備のニーズ、マイクロ化および/またはデジタル化のニーズをリスト化することができるだろう。アフリカの関係者からの、可能な限り完全な回答が期待される。

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