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トップ > 国立国会図書館について > IFLA/PACアジア地域センター > IPN目次(日本語訳) > IFLA-PAC各地域センターの動向(「PAC NEWS」IPN No.24 2001年5月より)

IFLA-PAC各地域センターの動向(「PAC NEWS」IPN No.24 2001年5月より)

「IFLA図書館資料の予防的保存対策の原則」がギリシャ語に翻訳

 入手は出版元(Bassilis Vlachakos)まで。翻訳者は司書Eva Semertzaki氏。

ブラジルに新しくフォト・アーカイブス及び研究センターが発足

 写真を中心に各種文化活動を支援してきたブラジルの非営利団体モレイラ・サール研究所が、同研究所所蔵の19〜20世紀の写真コレクションを納めるフォト・アーカイブス及び研究センターをリオデジャネイロに開設したと発表した。

 3階建て、約600平方メートルの建物には、歴史的、及び現代の写真コレクションの収蔵、保存、目録・索引作成に必要な最新技術が駆使されている。過去5年間において、この研究所は重要なブラジルの写真コレクションを積極的に受入れてきた。そのなかにはブラジル人写真家マーク・フェレスの作品や、19世紀の写真家たちによる4,000枚以上のガラス乾板、数百種類ものビンテージプリントからなるジルベルト・フェレスコレクションも含まれる。研究所の所蔵する65,000点以上の写真コレクションは、これから整理、複製など利用に供するための処理がなされる。学者や研究者は予約制で利用できるようになる。

プエルトリコ大学図書館に新しく資料保存課が誕生

 2000年12月に新設され、マイクロフィルムセンター、写真撮影室、製本作業室がある。責任者はアナ・ロサ・コルデロ氏。

ABINIA:イベロ・アメリカンネットワーク

 ABINIA(イベロアメリヶ国立図書館協会)が2000年10月にキューバで会合を開いた。PACセンター長のマリー・テレーズ・ヴァラモフ氏も、 ABINIA会長セリア・リベイロ・ザイル氏(ブラジル国立図書館長)の招きで参加。会合では、ラテンアメリカの国立図書館における保存状況の調査に PACが着手することで一致した。

キューバのホセ・マルティ国立図書館のナポレオンコレクション

 個人収集家によって寄贈されたナポレオンコレクションは全長約50メートルに及ぶ。英語、フランス語、ポルトガル語で書かれた、多種多様な資料−製本された文書類、書簡、招待状や案内状、印刷物、報告書−からなるこのコレクションは全てマニラ紙の袋で保管されている。手入れの状態は悪くないが、図書館では資料状態評価と、科学的見地からの専門的助言を得るために支援を求めている。

ミゲル・デ・セルバンテス電子図書館

 ”ミゲル・デ・セルバンテス”バーチャル・ライブラリーが順調に進行中である。多様なラテンアメリカ言語による3万件もの文献全てがデジタル化される予定。今のところ5,000件がデジタル化された。米国の6つの大学図書館、4つの国立図書館が協力している。スポンサーのサンタンデール銀行は毎年200 万米ドルを支援することになっている。

東南アジアでネット上の資料保存指導

 ヘンリー・ルース財団は、東南アジアに向けたウェブサイト上の資料保存指導コース開発のために図書館情報資源振興財団(CLIR)に補助金を贈呈した。このコースにより司書、アーキビスト、保存管理者、また各文化施設の実務者が基本的でかつ信頼出来る保存の知識を得、同時に各地域の気候、文化、資源に適した保存対策を講じることが出来るようになる。
 この計画はCLIRのプログラムディレクターでありコーネル大学の保存部副部長でもあるアン・R・ケニー氏と、保存部長であるジョン・F・ディーン氏によって進められる。事業は2001年6月に始まり、2002年夏までの稼動を目指す。東南アジアでこの試みが軌道に乗ったら、CLIRは世界の他地域にもこのコースを適用したいと考えている。

米国議会図書館の資料保存ボランティアプログラム

 利用者サービス局の協力のもと、保存修復フェローボランティアプログラムでは、保存に興味のある人を対象に保存修復課のプロジェクトとしてボランティアで参加しながら保存について学ぶ一風変わった機会を提供している。これは同時に、資料保存の大学院課程への進学を希望する学生に対して、非常に価値のある実地体験を提供するものとして有益である。
 このプログラムで行うボランティアの仕事は、ボランティア自身の能力や興味によって、そして保存課における補修プロジェクトの計画によって異なる。プロジェクトはたくさんあり、ボランティアは図書館の蔵書の内から多岐にわたる資料を手がけることが可能である。ボランティアプロジェクトの例としては歴史的写真コレクションの袋替えと長期保存用の保管処理、写真アルバムの入れ替え、グラフィック物のマッティング、そしてパンフレットコレクションの再収納などがあげられる。

IFLA-PACがアフリカ刊行新聞の実地調査を展開

 2000年8月にパリのフランス国立図書館で開催されたIFLAシンポジウム「定期刊行物の保存管理」では、定期刊行物の破損しやすさに焦点があてられた。アフリカからの参加者全員が各国で資料の深刻な危機感に脅かされている事態を強調し、替えがたい文化的・歴史的遺産保護のため協力を訴えた。
 そこでIFLA-PACは、JICPA(アフリカにおける資料保存のためのIFLA/ICA協力委員会)の枠組の中で、各国の主要な機関(公文書館、図書館)所蔵の主要紙目録の作成と欠号特定のための実地調査に着手した。やがては、マイクロフィルムやCDによる複製物を作ることで欠号部分を埋めることをも視野に入れている。誰でもこのプロジェクトへの参加希望者は大歓迎。英語又はフランス語の調査票をJICPAウェブサイトで見ることが出来る。

UKIRB発足

 UKIRB(連合王国及びアイルランドブルーシールド協会)が2001年3月公式に発足した。各地域で、そして国内外で中心的存在となって公文書館、図書館、美術館、画廊、及び歴史的建造物全ての文化遺産を保護しようというものである。UKIRBでは連合王国、アイルランド、また海外においての災害時に支援できる専門要員を確保しようとしている。4ヶ年計画では、研究機関や行政庁が適正な資金を保持し、文化遺産へのアクセスを向上させ、適正な政策決定を行い研修プログラムを導入できるよう支援する枠組を確立することを目指している。
 この発展は連合王国とアイルランドの協力関係に大きな変化をもたらすことだろう。UKIRBウェブサイトは既に稼動しており、基本的な災害対策とともに、国内外の災害と災害救助機関に関する大変実用的な情報を提供している。

キューバのホセ・マルティ国立図書館のナポレオンコレクション

 個人収集家によって寄贈されたナポレオンコレクションは全長約50メートルに及ぶ。英語、フランス語、ポルトガル語で書かれた、多種多様な資料−製本された文書類、書簡、招待状や案内状、印刷物、報告書−からなるこのコレクションは全てマニラ紙の袋で保管されている。手入れの状態は悪くないが、図書館では資料状態評価と、科学的見地からの専門的助言を得るために支援を求めている。

ICBS発足とPAC国際センター

 フランスでは2001年6月に「フランスブルーシールド委員会」が発足。IFLA-PAC国際センター長のM.T.ヴァラモフ氏は副委員長に就任。パリの PACインターナショナルセンターでは、テレザ・マリア・ぺトーサ氏を3ヶ月間インターンとして受け入れ、ICBS発足のために必要な法律面と基金面の情報を収集してもらった。ペトーサ氏は休むひまなく働き、NGO団体の法律的、財政的な観点を扱ったインターネット上の膨大な資料を集めた。
 また、ICBSを支援するパートナーとなり得る姉妹団体も多数確認した。
 ペトーサ氏は国際平和と紛争解決についての文学修士号を取得するところで、既に国際法、メディア、協定、EU政策決定、コソボ紛争紛争分析といった多様なコースをも修了している。私達は彼女がこなした仕事と、集めてくれた資料群に深く感謝し、彼女が将来文化財保護の法律面においてスペシャリストとして成功することを強く願っている。

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