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インキュナブラ小辞典

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ローマン体

アルファベットの二大書体のひとつで、イタリアの人文主義者達が古代ローマの碑文で用いられた書体の復活をこころざし、8世紀末のカロリング朝体という書体を真似ることで広まりました。活字としては1465年にC.スヴァインハイムとA.パナルツが最初に用い、ドイツの印刷者にも広まりました。しかし、これらの書体は、今日のローマン体と比べると若干ゴシック的なものが残っています。今日のローマン体は、1470年にN.ジャンソンが用いたものが元になり、この活字は最も美しいものと言われます。

ローマン体は、16世紀にはオールド・フェイスと呼ばれるデザインが、また18世紀にはモダン・フェイスと呼ばれるデザインが流行しました。

 C.スヴァインハイムとA.パナルツによる最初のローマン体活字 G.ツァイナーのゴシック体活字

ローマン体への志向がみられる。

 N.ジャンソンのローマン体活字
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