|
インキュナブラは全紙を何回か折りたたむことで折丁が作られていますので、本の大きさは全紙の大きさと、それを何回折りたたんだかで決まってきます。1回折りたたんだものをフォリオ (folio, 2o) 、2回折りたたんだものをクォート (quarto, 4o) 、3回折りたたんだものをオクターヴォ (octavo, 8o) 、4回折りたたんだものをセクスト・デチモ (sexto-decimo, 16o) と呼びます。これが判型の呼び名です。
典型的な4種類の全紙からできる4種類の判型の大きさを表にすると次のようになります。
縦 × 横を mm 単位で表示
| | 全紙 | フォリオ | クォート | オクターヴォ | セクスト・デチモ |
| Imperialle | 500 × 740 | 500 × 370 | 370 × 250 | 250 × 185 | 185 × 125 |
| Realle | 445 × 616 | 445 × 308 | 308 × 223 | 223 × 154 | 154 × 112 |
| Meçane | 345 × 516 | 345 × 258 | 258 × 173 | 173 × 129 | 129 × 87 |
| Reçute | 315 × 450 | 315 × 225 | 225 × 158 | 158 × 113 | 113 × 79 |
普通、製本の際に、小口をきれいにするため折丁の端はカットされますので、実際の本の大きさはこれらの数字より小さくなっています。
|