左は当館の所蔵する中世写本、アリストテレス『オルガノン 霊魂論』です。14世紀か15世紀初めにパリで筆写されたとされるものです。右は1475年にヴェネツィアで印刷された『ラテン語聖書』です。欄外標題、イリュミネーションされたイニシアル、2段組など、デザインが非常に似ており、余白 (マージン) の取り方も似ています。このように、インキュナブラは中世写本のブックデザインを引き継いでいます。