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GfTフォント

GfTフォント

第2章のコラム「活字の分類法」にありますように、ドイツのインキュナブラ学者達は壮大なインキュナブラ総合目録GWの編纂を始めるかたわらで、インキュナブラ印刷者 (プリンター) が用いた活字の一覧 Typenrepertoriumを作成すると共に、その活字の複製を1907年よりGesellschaft für Typenkunde des 15. Jahrhunderts という団体より刊行し始めました。この資料作成の中心になったのはTypenrepertoriumの著者であるK.ヘブラー (1857-1946) のほかI.Collijn (1875-1949) 、E.Voullième (1862-1930) 、V. Madsen (1873-1941) 、K. Ohly (1892-1970) といったヨーロッパ各地のインキュナブラ学者です。彼らの集めたインキュナブラ活字の複製図版は Veröffentlichungen der Gesellschaft für Typenkunde des 15. Jahrhundertsというタイトルで2,460枚の図版が全33巻の資料集として30年以上かけて刊行されました。この資料はGfTという略称で知られており、例えば158番目の図版はGfT158のように表記されます。

当館が所蔵しているのは図版1-2400 (Bd.1-32) の部分で、残念ながら最終巻が欠けています。ここでは当館所蔵のGfT図版のうち、活字フォント (Aから始まって活字父型の作られた文字の一式) が複製されているものの一覧を作りました。GfT中には700ほどの印刷者が用いた約1,900のフォント (うち800はドイツの印刷者が、600はイタリアの印刷者が、300はフランスの印刷者が用いたものです) を見ることができます。また、そのうち140ほどのフォントはこの展示会の中で見ることができるようになっています。

GfTフォント一覧

GfTフォント一覧は各印刷者 (プリンター) の用いた活字毎に、そのフォントが載っている GfT番号が分かるようにしたものです。印刷者の活動都市を以下の11のエリアに分けて表にしています。また、同じエリア内の排列順位は、「1.都市名 2.印刷者名 3.タイプ番号」となっています。

凡例

  1. 都市名
    すべて英語形ですので、CölnやKölnではなくCologneとなっています。
  2. 印刷者
    データベースISTCの形を採用していますので、ヘブラーのTypenrepertoriumでの形、あるいはGfTでの形とは異なるものがありますのでご注意ください。例えばTypenrepertoriumでKonrad Stahel und Matthias Preinleinと記されている印刷者は Conrad Stahel and Matthias Preunlein となっていますし、Mohnkopfdruckerと記されている印刷者は The Poppy Printerとなっています。
  3. タイプ番号:サイズ
    Typenrepertoriumで与えられているものを使っていますので、基本的にGWでの記載と一致しています。
  4. M形
    Typenrepertoriumで与えられているものを使っています。ローマン体活字についてはM形はありません。

GfTフォント画像集

GfTフォント画像集では、フォントのAとaの画像が見られます。

画像化されているフォントは、ゴシック体110点、ローマン体29点です。

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