ロビー社の脱穀機用牽引車

Cassell's illustrated family paper exhibitor (1862 [sic])

解説

ロビー社は移動蒸気機関と脱穀機の製造会社。この脱穀用牽引車は、二重気筒10馬力のエンジンを備え、気筒の直径はそれぞれ7・1/4インチであった。また、特許による火室を備えていた。エンジンはシンプルな作りで、かつ経済的であり場所もとらず、どこで使うこともできた。地面を掘り起こしたり脱穀したり、とうもろこしを砕いたり、製材などに適していた。また通常の道であれば15-20トンの荷を軽々引っ張ることができ、1時間に5-6マイル進むことができた。

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