
展示No.57
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■ 三囲景 ■
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「三囲景(みめぐりのけい)」 司馬江漢画 天明3(1783) 1枚 26.5×38.7cm
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わが国の銅版画の始まりは近世初頭キリシタンによる彫刻銅版画に遡るが、本作品は江戸時代後期を代表する洋風画家、司馬江漢(1747−1818)が創製した本邦最初の腐蝕銅版画(エッチング)。眼鏡絵(鏡に写して覗き眼鏡で鑑賞する絵)として制作されたため、左右が逆に描かれている。上部に「三囲景」と逆文字で記され、輪郭の外には不鮮明だが「天明癸卯九月」「芝門 司馬江漢製作」と款記がある。向島の三囲神社を隅田川の川下から眺めた図。未発達の遠近法で、川岸は弧形に、筑波山が遠くに描かれる。江漢は天明7年にもおなじ風景を視点を変えて描いている。この天明3年の画は所蔵館が少ない。江漢は鎖国下の日本に於いて西洋理学に関心をもち、銅版による世界地図の制作や天文学、地理学の著作を多く著した。
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WA33-9
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