総選挙の実施に関する吉田・マッカーサー書簡 | 日本国憲法の誕生

資料と解説

5-1 総選挙の実施に関する吉田・マッカーサー書簡

総選挙の実施に関するマッカーサーと吉田の往復書簡。1947(昭和22)年2月6日付け吉田宛書簡で、マッカーサーは、日本国憲法の施行に向け、新たな国会を組織するための総選挙の実施を求めた。それに対して吉田は、2月10日付けマッカーサー宛書簡で、この総選挙が、新憲法のもとで日本が新たな歴史に踏み出す第一歩になるとの認識を示し、早期の実施を約束している。この時期は、2月1日に計画されていたゼネラル・ストライキがマッカーサーの指令によって中止させられるなど、国内情勢が極めて不安定化していた。マッカーサーは、労働攻勢の高まりを総選挙の実施によって解消させ、ゼネスト寸前にまで追い込まれた吉田の政治責任を国民の審判に委ねようと考えていたと思われる。

資料名 Letter from Douglas MacArthur to Prime Minister, dated 6 February 1947
年月日 6 February 1947
資料番号 外交記録 A'1.0.0.2「連合国最高司令官及び幕僚と本邦首相並びに各省要人との会談要録並びに往復書簡関係」の内 <GAI-1, Roll No. A'-0055>
所蔵 国立国会図書館
原所蔵 外務省
注記 マイクロフィルム
資料名 Letter from Shigeru Yoshida to General MacArthur, dated February 10th 1947
年月日 February 10th 1947
資料番号 ジャスティン・ウイリアムズ文書 Justin Williams Papers "JW-128-26" <JWP, Roll No. 013-0203>
所蔵 国立国会図書館
原所蔵 メリーランド大学マッケルディン図書館
注記 マイクロフィルム
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