ラウエル「私的グループによる憲法改正草案(憲法研究会案)に対する所見」 1946年1月11日 | 日本国憲法の誕生

資料と解説

3-6 ラウエル「私的グループによる憲法改正草案(憲法研究会案)に対する所見」 1946年1月11日

GHQは、民政局のラウエルを中心として、日本国内で発表される憲法改正諸案に強い関心を寄せていた。なかでもとりわけ注目したのは憲法研究会案であり、ラウエルがこれに綿密な検討を加え、その所見をまとめたものがこの文書である。彼は、憲法研究会案の諸条項は「民主主義的で、賛成できる」とし、かつ国民主権主義や国民投票制度などの規定については「いちじるしく自由主義的」と評価している。憲法研究会案とGHQ草案との近似性は早くから指摘されていたが、1959(昭和34)年にこの文書の存在が明らかになったことで、憲法研究会案がGHQ草案作成に大きな影響を与えていたことが確認された。

資料名 Memorandum for Chief of Staff. Subject:Comments on Constitutional Revision proposed by Private Group
年月日 11 January 1946
資料番号 GHQ/SCAP民政局文書 GHQ/SCAP Records; Government Section; Box No. 2225: "The Japanese Constitution" <Sheet No. GS(B)02090-02092>
所蔵 国立国会図書館
原所蔵 米国国立公文書館(RG331)
注記 マイクロフィッシュ
Copyright©2003-2004 National Diet Library All Rights Reserved.