橋浦昌雄日記 1945年8月〜1946年7月

橋浦昌雄(1878-1978)は、鳥取県大岩村長、1927アリアンサ移住地の鳥取県海外協会の現地受入理事としてブラジルに渡る。橋浦泰雄(民俗学者、画家)の実兄。
この日記には、戦中から勝ち負けで日系社会が分断された終戦直後にかけてのサンパウロ州奥地の日本人の動静や考え方が記録されている。
ここには終戦直前の1945年8月1日から、勝ち負けの真相を知るために橋浦自らサンパウロ市に出向き、関係者と面談した1946年7月までの日記を収録した。
日記中のA市とは、アラサツーバ市を指す。
なお、この日記は、サンパウロ人文科学研究所でも所蔵されており、当館所蔵のものは、写本であると思われる。

画像『橋浦昌雄日記 1945年8月〜1946年7月』